2019年3月1日金曜日

『大将軍八神社』│隠れたパワースポット(隠れてないかも・・・)

 方除け・厄除けの神 『大将軍さん・だいしょうぐんさん』


京都市街地の北西(乾)の方角に鎮座する『大将軍八神社💪』。
隠れた京都のパワースポットと言う感じでしょうか。
いや、もしかすると既に隠れていないかもしれません・・・

しかし、結構知られていないのが、重要文化財”神像80体”からなる立体星曼荼羅様』(宝物館)。これ、凄いです。実際に立体曼荼羅の中を歩く事ができるのです。事前に連絡する事で見学が可能ですので、是非見て下さいね。

大将軍八神社:本殿
大将軍八神社:本殿
最寄り駅は嵐電「北野白梅町」駅、『北野天満宮』『椿寺(地蔵院)』のほど近く。
大きくはないお社ですが、大変綺麗な手入れの行き届いた神社です。
大将軍八神社:本殿裏
大将軍八神社:本殿裏


毎月第一日曜日にはフリーマーケットも開かれています。

そうそう、お詣りの際は本殿裏へも歩を進めてみて下さいね。

<ご由緒>

平安遷都(794)に際し【桓武天皇】が王城鎮護の為に京都の四方に「大将軍神」を勧請し祀った「大将軍社」の一つ。



『大将軍八神社💪は昔の「御所」西北角に隣接した外側、現在の一条妖怪ストリート紙屋川西側に鎮座します❗

ご祭神は、もともと【大将軍】一神でしたが、明治の「神仏分離令」により【大将軍】は外国の神様である為【素盞鳴尊・すさのおのみこと】とその御子【五男三女神】、並びに【桓武天皇】の合祀とし、暦神の八神をここに習合し以後社名は『大将軍八神社💪となりました。

平安京遷都の際に、四方に祀ったってあと3つはどこ❓っと
ツッコミの声が聞こえます・・・
実はこれはよく分からなかったのです。四方だからあと3つですよね、でも5ヶ所出てきて、、、勉強不足でよくわかりません・・・
取り敢えずその5ヶ所をお伝えしますと・・・
・『岡崎神社(東天王社)』左京区
・『大将軍神社』東山区
・今宮神社の『大将軍社』北区 
・『西賀茂大将軍神社』北区
・藤森神社の『大将軍社』伏見区
です💦



<ご祭神:【素盞鳴尊】と御子【五男三女神】と暦神八神


・大将軍神(だいしょうぐんしん):【素盞鳴尊・すさのおのみこと】【天津彦根命・あまつひこねのみこと】
· 大歳神(だいさいしん):【天忍穂耳命・あめのおしほみみのみこと】 
· 大陰神(だいおんしん):【市杵嶋姫命 ・いちきしまひめのみこと】
· 歳形神(さいぎょうしん):【田心媛命・たきりひめのみこと】
· 歳破神(さいはしん):【湍津姫命・たきつひめのみこと】
· 歳殺神(さいさつしん):【天穂日命・あめのほひのみこと】
· 黄幡神(おうばんしん):【活津彦根命・いくつひこねのみこと】
· 豹尾神(ひょうびしん):【熊野樟日命・くまのくすびのみこと】
· 左客人宮:【聖武天皇】
· 右客人宮:【桓武天皇】 

※暦神の八神→【】左側に表記【素盞鳴尊】と御子【五男三女神】(【素盞鳴尊】と【天照大神】の誓約の子)→【】内に表記

<文化財>

· 本殿:八棟権現造(昭和4)

境内東奥の「方徳殿(宝物庫)」展示物

· 重要文化財:木造「大将軍神像群 80体」立体星曼荼羅様に安置されています。

· 平安中期から鎌倉期の大将軍神像群は直接安置されており、立体星曼荼羅様の中に入っていけるため、間近で見学でき大変な迫力に圧倒されてしまいました。

· 京都府指定文化財:古天文暦道関係資料(陰陽道安倍家に関わる資料他)

・天球儀、四神の図(白虎:富岡鉄斎)他、ご神宝類。

<基本情報>

京都市上京区一条通御前西入48
075-461-0694
駐車場:境内5台分/神社駐車場3台
車椅子による見学 は拝殿石段下まで可能

御祈祷・御祓い
*御祈祷は随時、メール・電話・FAX受付可しています
 一週間の御祈願の後、ご祈祷済み御札・清め砂等送付
*本殿でのお祓い予約要
  所要時間:約30分
*御祈祷・お祓いともに\5,000です

「方徳殿(宝物庫)」見学
・開館時期:5月1日~5日、11月1日~5日
・基本的には事前電話予約することで開館時期以外でも見学可
· 拝観料:500円(学生300円)[15名以上は100円引]

ホームページ:http://www.daishogun.or.jp/

<アクセス>

京福電車(嵐電)北野白梅町駅 徒歩約7分 
市バス 北野天満宮前or北野白梅町下車 徒歩約5分

<周辺情報>


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