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2020年1月27日月曜日

 菅原道真公「生誕の地」| 菅原院天満宮神社

『菅原院天満宮神社』へ行って来た


『菅原院天満宮神社』は市営地下鉄「丸太町」駅からすぐ近く、京都御苑』「下立売御門」の目の前にある神社で、烏丸通に面していることから「烏丸の天神さん」と呼ばれています
菅原道真公生誕の地であり、菅原家の邸宅地「菅原院」跡に立ち、菅公聖蹟二十五拝の第1番札所」としても知られている神社です。


菅原院天満宮神社』って

ご祭神(三柱)と創建

ご祭神は3柱。
菅原道真・すがわらのみちざね
菅原是善・すがわらのこれよし(菅原道真の父)
菅原清公・すがわらのきよきみ(菅原道真の祖父)

創建年については不詳。

ご利益

学業成就・諸芸上達・心願成就・身体健全

末社『梅丸大神社』は、皮膚病・がん封じ

神社の歴史

創建年は不詳。
菅原道真公が、大宰府に左遷され、京に戻ることなお亡くなりになった後、
京の都には天変地異が相次ぎ、道真公等の菩提を弔う為もあり、『歓喜光寺』と言う寺が建てられましたが、後に移転しこの地には殿舎が残されているだけとなりました。
しかしこの地が「菅原院」跡地であることや、「菅原道真公生誕の地」と言う事もあり、一社を設け、菅原道真公と父、菅原是善、祖父、菅原清公の三柱を祀るようになったことにはじまる神社です。


神社の建つ場所について


菅原道真公ともなれば、生誕地と言われる場所はいくつもあるわけで、
ここ『菅原院天満宮神社』もその一つです。

この場所は、昔「菅原院」と言われ、
光仁天皇、桓武天皇に仕えた曾祖父の菅原古人(すがわらのふるひと)に始まり、祖父、父の邸宅跡地とも言われています。

当時の邸宅はもっと広く、北は下立売通、南は椹木町通、東は室町通、西は烏丸通に囲まれた7000坪の敷地だったそうです。
現在では「京都御苑(京都御所)」の西隣にあたりますが、平安初期だと「御所」の東側にあたります。



『菅原院天満宮神社』へ行ってみた

『菅原院天満宮神社』へ

”じじらいだー”が”腰のお守り”が欲しいと言うので、まずは『護王神社』へお詣りし、「腰のお守り」を入手してから、すぐ南側にある『菅原院天満宮神社』へ向かいました。すぐに見えて来ました  ↓↓↓



『菅原院天満宮神社』鳥居のあたり

正面から見るとこんな感じです。小さな神社です。↓
鳥居をくぐり、左手側に手水舎があります。
牛の口から水がでています。↓↓

小ぢんまりしていますが、手入れされていて、清々しい感じがします。
手を清め、進むと、

菅原道真公の「うぶ湯の井戸


これは「産湯の井戸」ではなく「産湯の井戸」です。

蛇口になっています。御賽銭を入れ、水が汲めるようになっています。
ミネラル分が多くて、まろやか水で、普通にいただいてもありがたいお水ですが、受験生や病気の方に持ち帰って飲んでいただくとご利益ありそうですよね。

「産湯の井戸の右側には、

社務所

「おみくじ・ご朱印・お守り等々」がこちらにあります。


梅みくじです↓入っている瓶?がかわいい💖 ↓

奥へ進みますよ。

菅原道真公の「うぶ湯の井戸

「社務所」の横を進んでいくと、
「菅公うぶ湯の井」とかかれた石碑↓が、右側を見ると、
「うぶ湯の井戸」↓です👍




周囲の石も、平安時代のままのものだそうです。

社殿へ

階段を数段上がると、一段高くなったところに「社殿」と末社『梅丸大神社』があります。

階段を上ると、”牛さん”がお出迎え。



”牛さん”を条件反射で撫で撫でして、「社殿」↓へお詣りし、


末社『梅丸大神社』へ

末社『梅丸大神社』

左側が『梅丸大明神』。右側は『和融稲荷』です。↓

『梅丸大神社』は、できもの、はれもの、皮膚病、癌平癒のご利益のある神社です。

もともとは、直系の末裔にできものや病気の者が多く出る家があり、その屋敷の中に祀られていた神様でしたが、その一家が明治天皇とともに東京にうつる事になった為、こちらの神社にいらっしゃった神様だそうです。

ちょっとこの写真ではわかりませんが、お社の前に丸い「平癒石」が置いてあり、本当は、社務所で癌封じの白いハンカチをいただき、「平癒石」にあて、そのハンカチを患部にあてがうのだそうですが、そんなことは知らなかった、手で石をさすって、自分の悪いところをさすさす、さすさす。
がん封じのお祈りもして、

「天満宮御遺愛燈籠」↓を拝見し
お詣り完了です💪

『菅原天満宮神社』はこんな神社だった

『京都御苑』のすぐ隣にありながら、これまではついつい通り過ぎてしまっていた神社でした。

しかし、今回お詣りに行ってみると、小さなお社ですが、手入れがされていて、
豊かな水が、神社のすみずみに行き届き、霊験あらたかな神社だと感じました。

『京都御苑』で給水と言うと『梨木神社』へ行くことが多かったのですが、これからは東に居るときは『梨木神社』へ、西に居るときは『菅原天満宮神社』で給水としようかなと・・・

う~ん、なんだか贅沢な感じ💖



所在地・アクセス

所在地

京都市上京区堀松町408 
075-211-4769
http://sugawarain.jp/

参拝時間 午前6時~午後6時
駐車場なし

アクセス

京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車徒歩約5分
市営バス「烏丸下立売」下車すぐ
市営バス「烏丸丸太町」徒歩約7分
京都バス「烏丸丸太町」徒歩約7分

『京都御苑 下立売御門』の真ん前



関連・周辺記事


2019年10月28日月曜日

『2019 時代祭』|圧巻の時代行列にため息する

秋のはじめは『時代祭』

秋の風物詩である『時代祭』。このお祭りが終わると、京都はいよいよ紅葉シーズンのはじまりです。

見所は何といっても、『維新勤皇隊列』から『弓箭組』までの、約2000名、約2㎞にわたる”時代行列”が見ものです。
”時代行列”に使用される衣裳や祭具は、時代考証をもとに作られた"本物🌟"なので、いちいち驚きながら見物です。
行列は”明治維新時代”から”平安京”へと遡ります。


🌍『時代祭』って


いつ行われる


毎年1本来は10月22日『鞍馬の火祭(夜)』と同日に行われるお祭りです。雨の場合は順延されます。
ただし、2019年は例外で、『即位の礼』と重なっ為、日程を10月26日に変更されました。
行列は京都御所建礼門前を12:00に出発し、平安神宮までを行進します。


どのような祭

『平安神宮』の創建と平安遷都1100年紀念祭を奉祝する行事として、明治28年に始まりました。
『葵祭』『祇園祭』とともに京都三大祭の1つであり、『平安神宮』のお祭りです。【桓武天皇】【孝明天皇】の御霊代を鳳輦に移し行われる『神幸祭』『行在所祭・あんざいしょさい』『還幸祭』が本来は中心なのですが、行列が有名ですよね~。


🌍 2019『時代祭』に行って来た


📌11:00御苑到着

行列は12:00からでしたが、”おばちゃりだー”が中立売休憩所前の駐輪場に到着したのは、大体1時間前でした。
すでに京都御苑内は、行列に参加する人達と、見学に来た人たちでいっぱいでしたが、

なんだかほのぼのとした空間でした。




場所どりは既にはじまっていました。有償観覧席もたくさんありますよ。

あまり良い場所はゲットできませんでした~


📌時代行列がはじまりましたよ

先頭『維新勤皇隊列』。笛の演奏もしながらの隊列です。


『維新志士列』 坂本龍馬、高杉晋作、等々↓はおそらく坂本龍馬💦

『徳川城使上洛列』。人は乗っていませんが、見事な漆塗りの籠です。



『江戸時代婦人列』。皇女和宮様です。出雲阿国さんもいましたよ~💓

『豊公参朝列』牛車の行列です🐄

『織田公上洛列』織田信長公です❗

『室町幕府執政列』

『室町洛中風俗列』傘の上に蝶がとまっているのです。キレイでした💜


『楠公上洛列』・・・?と思った人もいらっしゃったかと、
これは、南北朝時代、罪人として、隠岐に流された「後醍醐天皇」が還幸される際に、先導し上洛した「楠木正成」の行列です💦

『中世婦人列』の 桂女、大原女に混じり、「淀君」が歩いておられました。え、歩いててるの?とちょっと違和感ありでした。

『城南流鏑馬列』綺麗でした。

『藤原公卿参朝列』

『平安時代婦人列』

『延暦式官行進列』

『延暦文官参朝列』


『神饌講社列』
『前列』かわいいですよね。がんばって歩いてましたよ😀
平安神宮までがんばって❗と心の中で思いました😁

『御幸列』御鳳輦(ごほうれん)ご祭神の乗る御輿です✨


『白川女献花列』


『弓箭組』


見応えのある、長い長~い行列でした💖


📌時代行列を見学の一人反省会

「京都御苑」に約1時間前に到着し、ぶらぶらしてから場所取りをしましたが、失敗でした❗ 良い場所はもういっぱい💦ちょっと甘かった~。

そして、今更気が付いたのですが、今回は「京都御苑」内で行列を見ましたが、考えてみれば、行列は『平安神宮』まで続くわけで、近くで見たいのならば、道の幅の狭い場所を探したほうがより近くでみえるのではないのかと・・・

もしくは、近くにフォトジェニック✨な何かがある所、
行列を写すとそれが写り込むような?
う~ん。  次回はそんな道を探してみようかな・・・

そんな事をつらつら考えながら、一人反省会をしながら、帰路に着きました~🚲

🌍 周辺記事



2019年4月29日月曜日

上御霊神社(御靈神社)|静かに此処に御座す(おわす)御靈ー五月の一初と御霊祭

ゴールデンウィークに突入した今、おすすめの神社は『御靈神社(上御霊神社)』


794年創建と言われる『上御霊神社』


明治維新までは、皇室に皇子が誕生すると、『上御霊神社』への参詣が行われたと言う、皇室にゆかり深い神社。
そして、この地は「応仁の乱」の勃発地。


毎月18日には「ごりょうさんの さえずり市」が開かれ賑わう社。

ゴールデンウィークのこの時期、『上御霊神社』へのお参りがおすすめです!
なぜならば、

その1.神社のお堀の「いちはつ・一初」がゴールデンウィークに見頃となること、


その2.5月1日に「令和」とともに御霊祭の『神輿渡御』が復活する為拝殿で御神輿が見られます


2019年5月1日は、即位式の日であり、新元号「令和」に改元される日。
この日に『神幸祭神輿渡御・京都御所前神輿奉安』が54年ぶりに復活されます。

その3.観光の方が少ないこと。穴場であること。

の3点です。

5月1日、18日の御霊祭では『上御霊神社』や『御所』で三基の御神輿を見ることができるかもなのです。
5月1日は11:30から「神幸祭」、12:30頃神社を出発、『京都御所』巡行は14:00~15:00頃かなと思います。
御神輿を見てテンションアゲアゲ!『下御霊神社』からも御神輿が渡御しますよ!

ゴールデンウィークのこの時期に京都に来られている方で、『京都御苑』や『相国寺』へお越しになる予定の方は、是非少し足を北へ伸ばし、『上御霊神社』をお参りされてはいかがでしょうか。


📘上御霊神社の「一初・鳶尾・いちはつ」


五月の『上御霊神社』は新緑に包まれ、お堀は一面「一初・いちはつ」の紫、拝殿には3基の「神輿」と、静けさの中にも華やいだ佇まいを見せてくれます。

今では『上御霊神社』と言えば「一初・いちはつ」と言われますが、もともとは「一初」ではなく「杜若・かきつばた」が群生していたのだそうです。

しかし戦後になって、お堀へ賀茂川の水が流れ込まなくなり、水が枯れ、水辺を好む「杜若・かきつばた」は生息する事ができず、お堀は荒廃してしまったそうです。
その様子に心を痛めた氏子さん達は、乾燥に強い「一初」を300株植え、育て、現在では『上御霊神社』と言えば「一初」と言われるまでなりました。今は約4000株にまで増えているそうです。

綺麗です。


この「一初」と言う花はアヤメ科の中でも一番早く咲くことから「一初」と言われ、
「厄除け・火除け・風除け」として屋根のてっぺん(棟)にも植えられるものなのです。

↓これは「いちはつ守り」です。



『上御霊神社』では決まった日(2019年は4月18日と5月1日)に祈祷された「いちはつ守り」の授与を行っています。一年間家の壁や天井、玄関、軒先にかけて災いから守ってもらいましょう。おしゃれですよね。


📘御霊信仰発祥の地『上御霊神社』に伝わる『御霊祭』

『御霊信仰と御霊会』



その昔、災害や疫病等の災いは、不慮(非業・無念)の死を遂げた貴人の怨霊がもたらすものと考えられていました。その為、不慮(非業・無念)の死を遂げた貴人の御霊(ごりょう)を慰め、お祀りすることにより、災禍からお守りいただこうと行う信仰が生まれました。これが『御霊信仰』。

そして、御霊の鎮魂の為の祭礼が、863貞観5に『神泉苑』で行われた。これが「御霊会」の起源と言われています。

因みに『祇園祭』も御霊会です。

『上御霊神社』に伝わる『御霊祭』


863貞観5『神泉苑』で催された御霊会の姿を現在に伝える祭礼で、
明治維新までの神輿渡御は「今出川御門」より入り、「朔平御門」に御神輿を奉安、差し上げも行われていました。明治天皇はこの様子を毎年親しく御覧になられたそうですが、天皇の奠都ともに、御所への神輿渡御も行われなくなったそうです。

それが、今年2019年、令和とともに蘇ります。
54年ぶり『5/1神幸祭』での神輿渡御が、そして朔平御門前で3基による差し上げも行われるそうですよ。楽しみです。

また、今年の『5/18還幸祭』では、「北之御座(今出川口)」「中之御座(末廣)」「南之御座(小山郷)」の3基の神輿が、河原町今出川交差点で「差し上げと差し回し」を、披露します。


例年これは1基で行われるものなのですが、
2019年は「北之御座(今出川口)」の神輿が、1619元和5【後水尾天皇】から下賜されてちょうど400年に当たる記念の年と言うことで企画されたのだそうです。「令和」とは関係ないみたいで、偶然なのだそうですよ。
因みにその他の神輿はどのようなものかと申しますと、
「中之御座(末廣)」が、1877明治10に奉納されたもので、
「南之御座(小山郷)」は、1595文禄5年【後陽成天皇】から下賜されたものです。

御神輿渡御、楽しみです。

📘上御霊神社、その他の見どころ

芭蕉句碑

1690元禄3『上御霊神社』へ参詣「半日は神を友にや年忘」の句を奉納。

清明心の像

国際児童年(1979)生命の尊重と子供達の健やかな成長を祈り建立されたもの。

門前の『水田玉雲堂 唐板せんべい』

門前の土産として500年以上の歴史を持つおせんべい。
こちらのお店で販売されるのは「唐板せんべい」のみ。
厄除けのご利益のある素朴な味わいをお楽しみあれ!


📘上御霊神社の縁起とご利益


縁起

創建は794延暦13 
平安遷都の際に『下御霊神社』とともに無実を訴えながら憤死したとされる【早良親王・さわらしんのう(追号:崇道天皇・すどうてんのう)】の怨霊を鎮め平安京の守り神として御霊を祀った事が創祀。

【仁明天皇】【清和天皇】の御代に【井上内親王・いのえないしんのう】【他戸親王・おさべしんのう】【藤原吉子・ふじわらよしこ】【橘逸勢・たちばなのはやなり】【文屋宮田麿・ふんやのみやたまろ】の5神霊を合祀、その後【吉備真備・きびのまきび】【火雷神・からいしん】が追祀せられ、本殿八座となる。

皇室の「産土神」であり「国家守護」「都民擁護」の神として篤く信仰される神社。

ご利益


🌱こころしずめ
「こころしずめの御守」が人気!
『上御霊神社』は鎮霊(こころしずめ)の社とも言われ、「こころしずめの御守」があります。平常心が必要な方に人気のようですよ。
🌱厄除(厄払い、病気平癒、交通安全、旅行安全)
🌱家内安全
🌱家業繁栄
🌱安産
🌱学業成就
🌱書道上達



📘上御霊神社へのアクセス

正式名称:御靈神社
通称:上御霊神社、ごりょうさん
京都市上京区上御霊前通烏丸東入上御霊竪町495番地
075-441-2260

最寄り駅:市営地下鉄「鞍馬口」下車徒歩約3分
市バス 烏丸鞍馬口 徒歩約5分

『相国寺』北側に位置し『相国寺』から徒歩5分~10分位


2019年3月12日火曜日

御即位30年記念『京都御所』特別公開 - 『建礼門』開門!30年ぶり。


京都御所🌟「御即位30年記念京都御所特別公開」

<京都御所 関連記事>
『中立売休憩所』も綺麗になって、『厳島神社』の橋の工事も終わり、『京都御所』特別公開がはじまりました。御苑の梅も満開でした💗

御所 紫宸殿
紫宸殿

 🔥 期間・場所


2019年3月12日(火)~21日(木・祝)
 9:00~15:50(清書門の最終退出時間は16:30)
入場料:無料/年齢制限はありません。
「特別公開期間中」はガイドツアーはありません。

入場門:「宜秋門・ぎしゅうもん」 中立売御門をまっすぐ入った所です。
退出門:「清所門・せいしょもん」
「清所門」「中立売休憩所」の対面にある門です。大勢で行かれる方や、わがままなお友達と行かれる方は、ここ「中立売休憩所」を待ち合わせ場所にする事をおすすめしま~す😀
京都市上京区京都御苑/075-211-1215

🔥 何が特別なの「通年公開」と何が違うの


『京都御所🌟』ではこの期間、「御即位に関連した展示」や雅楽や蹴鞠などの「宮廷古儀実演」が行われます。

『京都御所🌟』の外郭南面の正門『建礼門』も30年ぶりに開門します。
もちろん『建礼門』は天皇・皇后両陛下と海外の偉い人だけが通れる門なので、もちろん通る事はできませんが、『建礼門』を通して『紫宸殿』を見る事ができます💗

「御即位に関連した展示」って


普段は何もない「御車寄・おくるまよせ」に「花車」が、
京都御所:御即位30年花車
御車寄:花車
綺麗です。すごい花のボリュームです💗

諸大夫間・しょだいぶ
ガラス戸の奥に丸い模様のある織物が飾られていました。


京都御所:御即位30年旗
諸大夫


新御車寄・しんみくるまよせ」には「牛車・ぎっしゃ」が

京都御所即位30:新御車寄
牛車
回廊には写真パネルや、三流派の大きな生け花が飾られています。

嵯峨御流・さがごりゅう

御室流・おむろりゅう

月輪未生流・つきのわみしょうりゅう
「春興殿・しゅんこうでん」の扉も開き、説明パネルがありました。
春興殿・しゅんこうでん
「大臣宿所・だいじんしゅくしょ」には「鳳凰図・ほうおうず」「麒麟図・きりんのず」「獅子と狛犬像・しし・こまいぬぞう」も飾られていました。
その他にも管弦の「人形」が飾られていたり、




いつもは閉まっている襖が開き、襖絵を見る事ができました。



その他にも普段はみることのできない展示や説明のパネルがあり、
出口近くの「 参観者休所」では「平成の大礼」の映像が流れていました。


「宮廷古儀実演」はいつでもみられるの

「御即位に関連した展示」「『建礼門』の開門」は開期中はいつでもみることができますが、「宮廷古儀実演」は実演日時が決まっています。


   ■『雅楽・ががく平安雅楽会
   3月16日(土)10:00~,11:00~,12:00~の3回
   「春興殿前広場」(雨天時は「承明門・じょうめいもん」にて行われます。)

   ■『蹴鞠・けまり』蹴鞠保存会
   3月17日(日)10:00~,11:00~,12:00~の3回
   「春興殿前広場」(雨天時は「新御車寄」にて行われます。)

   ■『管絃』いちひめ雅楽会
   3月21日(木・祝)10:00~,11:00~,12:00~の3回
   春興殿前広場(雨天時は「承明門」にて行われます。)

「建礼門の開門」

「建礼門」を通ることが出来るのは、「天皇」と「皇后(天皇がご一緒の時のみ)」、海外の「国家元首」など特別な方だけです。なので、もちろん門を通る事はできませんが、期間中は開門していますので、
「建礼門」を通して「紫宸殿」を見る事ができたり、
「建礼門」を通して「京都御苑」を見る事ができます。
御苑側から建礼門を通して紫宸殿を望む

「京都御所」特別公開。この時期にお越しの皆様へおすすめです😁


天気が良ければ「京都御苑」も「京都御所」もとても気持ちの良い、さわやかな空間です。のんびりゆったり、散歩もできますし、

特別公開期間中は、『御所』の前にも有名店が出店しており、お菓子からお酒まで、お土産物を調達することができます。珍しいものでは『御所グッズ』などもあります💗



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