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2019年5月3日金曜日

蹴上のつつじ|ゴールデンウィークにお薦めー入場無料!蹴上浄水場のつつじ

『蹴上浄水場のつつじ』2019年は、4月24日と5月3日(金)~5(日)の公開です!GWにレッツゴー!

蹴上浄水場のつつじ2019

たった4日間だけの公開だけにスペシャル感満載!おすすめですぞ。
ただし『三室戸寺』へつつじを見に行く予定の場合は別。

この時期京都を訪れるのなら『蹴上浄水場のつつじ』もしくは『三室戸寺のつつじ』のどちらか一方は見て頂きたいです~

では2019年5月3日『蹴上浄水場のつつじ』です。

『蹴上浄水場』は地下鉄東西線「蹴上駅」2番出口を出たところです。
入口はこんな感じ。
自転車置き場は門を入って右側です。
門を入ったところでパンフレットを配っていますので、頂いておきましょう!
そして中はとても広いです。中にもお手洗いはありますが、門を入ってすぐ右側にも洋式のお手洗いがありますよ。

📗蹴上浄水場のつつじ達

そもそも「蹴上浄水場」につつじが植えられたのは、斜面の崩落を防ぐためだったそうです。そして大正時代には既に「つつじの名所」として知られるようになっていたそうです。
蹴上浄水場のつつじ

植えられているつつじの種類は、「どうだんつつじ」「八重つつじ」「おおむらさきつつじ」「きりしまつつじ(赤と紫)」「蓮華つつじ」「やまつつじ」など4800本。
さつき等を入れると約6000本が浄水場の斜面に植えられています。
蹴上のつつじ

これは「つつじのトンネル」 
 つつじが綺麗なのは当然として、
斜面を登ると京都盆地が一望できるポイントもあります。

ベンチなどもあり、お弁当を食べる事もできますよ。
蹴上のつつじ

また、売店も少しですが出ていました。
 
お茶などもは無料でいただけるところもありましたよ。

敷地はとても広いので、水分補給は必要です!
また、歩ける服装は必須!

📗いろいろな催し物も行われていました

”クイズラリー”

道なりに上がっていくと、の用紙を配っています。
『蹴上浄水場』内4か所でクイズに答え、帰りに用紙配布を行っていた場所で用紙を提出すると「ウェットティッシュ」を貰いました!

”きき水”

 ”クイズラリー”の用紙を配布しているすぐそばで、の列ができていました。もちろん並びましたよ!

紙コップをもらい「A」「B」「C」の水を飲み比べ、一番おいしいと思った水に紙コップを投票します。

「A」「B」「C」の水は「京都市水道水」「日本のミネラルウォーター」「海外のミネラルウォーター」の3種類の水です。
おいしいと言われている「京都市」の水をアピールするものです。
自分の口にはどの水が合うのか、飲み比べてみるとおもしろいです!&”ここで水分補給”
そして、こちらだったと思いますが、「ひまわりとサンリッチの花の種」をいただきました。


”おいしいお茶の淹れ方講習コーナー”5月3日のみ

 ”クイズラリー”、”きき水”と来てその隣では”おいしいお茶の淹れ方講習コーナー”が開催されていました。宇治(和束町)の新茶とのことでしたので、もちろん頂きました。
まずは焙じたばかりの”煎茶”をそのまま頂きました。
ちょっと香ばしくておいしいです!
インストラクターの先生が淹れ方等を説明してくれ ます。
お茶を3煎いただき、味や香りの違いを楽しみます。
でがらしのお茶にポン酢をかけたものを頂きます。
結構食べられますよ!家でも頂こうと思いました。

で、なぜこのコーナーがあったかと言うと、
お茶のペットボトルが普及し、ごみ(ペットボトル)の量が格段に増えている事、
これまでゴミ処理を中国が引き受けてくれていましたが、最近は引き受けられなくなり日本のごみ処理場がパンクしている事、
家庭でお茶の葉からお茶を飲むことが少なくなっている事等々のお話も伺い、
自宅ではお茶の葉からお茶を淹れよう!と誓った私でした。
(あ、今も基本的にはお茶は葉から淹れています。花粉なども使いますので、ごみの減量には貢献しているのです。ただし、お茶を飲む量は多くありませんが・・・)

”文化庁の京都移転&リニアを京都へ。”PRコーナー

ここでは”文化庁の京都移転”についてのマンガの小冊子とアンケートに答えて「クリアファイル」をゲットしましたよ!


”水質実験コーナー・施設見学ツアー”

これらは現地で申込み、10分前に集合!
”おばちゃりだー”は”施設見学ツアー”に参加しました。
蛍のキャラクター「すみと君」と一緒まわりました。


”浄水”する過程の施設を見学しながら、お兄さんの説明に聞き入りました。
終了時に「水・疎水物語」と「コースター」を頂きました。
ふふふ。

”その他のイベント”


”ぬりえ&折り紙コーナー”では子供が夢中の様子でした。
”足湯コーナー”では足湯につかりアンケートを書くと手ぬぐい?がいただけるようでした。
”京都市交通局PRコーナー”には等身大のアニメが並んでいました。
その他にもいろいろな展示、記念写真を撮ってくれる場所もありました。
また、アンケートに答えるとお花の苗をもらえたりしました。

今日の戦利品?の一部で~す!


つつじを見にいきましたが、これはこれでとっても楽しめました。
気が付いたら3時間くらいは居たようでした・・・もうびっくりです。

📗蹴上浄水場へのアクセス


京都市東山区粟田口華頂町3
上下水道局蹴上浄水場


【見学会】平成31年4月24日(水曜日)←終了
【一般公開】令和元年5月3日(金曜日・祝日)~5日(日曜日・祝日)
9:00~16:00(入場15:30迄)
■京都市営地下鉄東西線「蹴上駅」2番出口を出てすぐ
■ウェスティンホテル隣
■「南禅寺」や「無鄰菴」「琵琶湖疎水記念館」に「蹴上インクライン」が近いです。

📗蹴上浄水場周辺関連記事






2019年4月10日水曜日

明星山 三室戸寺・みむろとじ|つつじの名所でも別名は『あじさい寺』 

「西国三十三所第十番札所」
山間に忽然と現れる花の寺『明星山 三室戸寺』



📗 三室戸寺とはこんなお寺

宇治の『平等院』『宇治神神社』等々と合わせてお詣りする方も多いですね。
かくいう”おばちゃりだー”も『平等院』『宇治神神社』とお参りし、その後徒歩で『三室戸寺』へお詣りしたことがあります。その日は歩いた~って感じでしたが、歩けますよ!
結構歩いている人もおられますので、迷子にはなりませんでしたよ。
一日ゆったり宇治観光💖がおすすめです。




別名を「あじさい寺」とも「つつじ寺」とも言われる『三室戸寺』ですが、山間にある境内には、1万株”紫陽花”はもとより、2万株”つつじ”千株”石楠花・しゃくなげ”、初夏には約100種250鉢”蓮”が花を開き、花の季節に境内を歩くと、花に埋もれる事ができます。



秋は秋で、江戸初期の観光案内書「京羽二重」「三室戸の紅楓」は”宇治十二景の一つ”として紹介されていたほどです。
また、「西国三十三所第十番札所」「神仏霊場巡拝の道第百二十四番(京都四十四番)」でもありますよ。

📗 室戸寺のみどころ

人の流れに沿って行き、橋を渡ると『三室戸寺』の受付があり、その先は美しい寺地が広がります。

「つつじ、シャクナゲ園」と「あじさい園」「蓮園」

受付から山門まで続く坂道の右手には、つつじ、シャクナゲ園とあじさい園が沿うように広がります。庭園にひとたび入れば花の中に埋もれ、この世とは思えないほどの美しさです。
「花の茶屋」4月14日~7月中旬くらい迄OPENしています。

「あじさい園」は有料ですが、遠くても有料でも行く価値のある場所だと思います。ハートの紫陽花💜もさがして下さいね。

インスタ映え間違いなし!です!


池泉回遊式庭園と石庭

「昭和の小堀遠州」と言われた昭和の作庭家【中根金作】の作庭です。
平成元年に竣工し、いつも手入れされている大変美しいお庭です。



重要文化財の仏像と建造物

「阿弥陀三尊」阿弥陀如来と両脇侍坐像(勢至菩薩、観世音菩薩) 
 平安時代後期のもの。秋には観音様の足の裏を拝する会も催される。

■「釈迦如来」
平安時代後期のもので、清凉寺式釈迦如来像を模したもの。


■「毘沙門天」
平安時代のもの。

■「十八神社本殿」
1487長享元年建立の 三間社流造。

境内の建造物

■本堂:江戸時代のものです。



■三重塔:江戸時代のものです。



「狛牛」さん「狛兎」さん「狛蛇」さん


■「狛牛」さん名前は「宝勝牛」

本堂前鎮座しています。
 口の中をのぞくと、石の玉が見えますので、この石の玉を撫でて下さい。勝運がつくといわれていますよ。
また、牛のお腹の覗き穴をのぞくと、牛の木像を見る事ができますので覗いてみてね。

■「狛兎」さん
本堂前鎮座しています。
御影石でできた「狛兎」さんです。かわいいお姿をしています。この「狛兎」が抱いている玉の中に卵型の石がありますので、立ててみましょう。立てば願いが叶うとか昇運がつくと言われていますよ。

■「狛蛇」さん、「宇賀神」さまとも
本堂前鎮座しています。
蛇の体に頭は翁。蓮に乗っておられます。かなりかわいいまんがチックな神様です。
この「宇賀神」を撫でると財運(金運)・良運がつくと言われています。


📗 室戸寺の創建や歴史、基本情報


創建年 :(伝)宝亀年間(770~780)

この頃、毎晩宮中に金色の霊光が差し込んでおりました。
【光仁天皇】はこの事を吉兆とお慶びになり、源光を探させた所、山奥の渓流に水が深く青く澄んでいる所で、丈二丈(約6m)の千手観音様がお姿を現わされましたので、飛び込み抱え上げてみますと一尺二寸(約45.6cm)の二臂千手観音」様に変化され現れられました。その旨【光仁天皇】に奏上、「二臂千手観音」様を宮中にお迎えしお祀りしておりましたが、その後、御室を今の地に移し【行表禅師】を招き、「二臂千手観音」様をお祀りし室戸寺』としたのがはじまりと言われています。

平安以降:

寛平年間(889~898)に三井寺の開祖【智証大師】が留錫し中興。
【花山法皇】は離宮を設け西国三十三所第十番の札所に定められました。
天台宗の高僧【隆明大僧正】は室戸寺』に入られ益々隆盛し、【白河法皇】の皇子【静証法親王】は【隆明大僧正】に師事し入寺したころから、室戸と称されるようになりました。
そして【光仁・花山・白河】三帝が離宮とされた事にちなみ、この頃から、室戸寺』の”御”の字を”三”に替え、室戸寺』となりました。

その後、1462寛正3に食堂より出火、伽藍を焼失。再興しましたが、
天正元年(1573年)には【織田信長の敵方【足利義昭に加勢した事により寺領を悉く没収され衰退し堂宇廃退

現在の本堂は、1814年文化11(江戸時代後期)になって改築、落成されたもので重層入母屋造の立派な本堂である。

開基 :【光仁天皇】

開山:【行表禅師】

山号:明星山・みょうじょうざん

宗派:本山修験宗

天台宗の流れをくむ「本山修験宗」、総本山は「聖護院」であるが『三室戸寺』は、別格本山に位置づく。 


本尊:(秘仏)「二臂千手観音・にひせんじゅかんのん」

当初本尊の「二臂千手観音」様は勅封とされましたが、桓武天皇が開扉、大供養を営なまれ、最初に現れたと伝わる千手観音様を二丈一尺に彫刻、「二臂千手観音」様を胎内に納めて、大悲閣を造立し帝都鎮護の御寺とし、33年毎に開扉大供養を営む慣例としました。

しかし1462寛正3の火災により、二丈一尺の千手観音様はに焼失してしまいましたが、胎内に納められていたご本尊「二臂千手観音」は無事でした。

現在はご本尊は秘仏、模して造られた「二臂千手観音」をお前立としています。
2009年花山法皇の一千年忌にあたり84年ぶりの御開帳がございましたが、その後の御開帳はされていません。

その他札所等:

 西国三十三所第10番
神仏霊場巡拝の道第124番(京都44番)

ご詠歌:

夜もすがら月をみむろとわけゆけば 宇治の川瀬にたつはしらなみ


📗 三室戸寺:アクセス・拝観情報


 京都府宇治市莵道滋賀谷21
 0774-21-2067
京阪「三室戸駅」徒歩約15分
JR宇治駅より、徒歩、バスもしくはタクシー

8:30~16:30(4月1日~10月31日)
8:30~16:00(11月1日~3月31日)

有料駐車場300台分:乗用車 500円
 
・平常時拝観料 : 大人500円/小人300円
・あじさい園開園期間中:大人800円/小人400円
・あじさいライトアップ 大人800円/小人400円
・宝物館拝観 毎17日 9:00より20分限り(中途入館不可) 500円
・秋の特別拝観「観音様の足の裏を拝する会」
 2019年11月9日~12月1日の土日祝 9時より20分限り(中途入館不可)500円
・「ハス酒を楽しむ会」2019年7月12日(金) 9時~正午※雨天中止です。
  先着300名500円