2019年2月12日火曜日

『万年山 等持院』│足利家の菩提寺、「夢窓疎石」作庭の庭

臨済宗 天龍寺派 『万年山(マンネンザン) 等持院』は室町幕府”足利将軍家”の菩提寺

2018年秋に訪れた時の記録です。

『等持院』の場所はわかりにくいです


『等持院』は大きな道には面しておらず、本当に住宅街の奥にあります。

立命館大学の南側に隣接しており、東隣は通常は非公開ですが美しい庭💚のある『真如寺』です。『真如寺』が公開されている時期に重ねてのお参りは特におすすめです。

『龍安寺』『妙心寺』にも近いですよ。


■『等持院』の開基、開山

『等持院』は、室町幕府 足利将軍家の菩提寺🙏で、
1341(暦応4) 開基足利尊氏、開山夢窓疎石(夢窓国師)の寺。
本尊は「釈迦牟尼仏」です。

■『等持院』の庭は【夢窓疎石】作庭、【足利尊氏】の墓もあります

庭は夢窓疎石作庭💚と伝わる池泉回遊式庭園で、西池(芙蓉池)と東池(心字池・シンジイケ)があり、その間には【足利尊氏】の墓所🙏があります。

※余談ですが足利将軍で一番の権力を誇り、「金閣寺」を建立した【足利義満】のお墓は、今はどこにあるかもわからないそうです。
『相国寺』の塔頭『鹿苑院』にあったのですが、『鹿苑院』は大火で焼失し、その後「応仁の乱」でその場所すらわからなくなったそうです。現在は同志社大学の中に『鹿苑院』の遺構がみつかっていますが、まだお墓が発見されたとは聞こえてきません。


表門

2018秋 等持院
天龍寺派 元管長 関牧翁老師筆・祖師像

昔はもっと大きな寺地でしたが、時代とともに荒廃。戦乱や火災に見舞われ多くの建物が消失し、現在の「方丈」は1818文政元年に妙心寺塔頭海福院(1616年のもの)であった建物を移築したものです。が、残念な事に、今は改修中で幕がかかっており、「方丈」を見ることはできませんでした!

しかーし、夢窓疎石作庭と伝わるお庭は拝見することができました。
噂にたがわず美しい庭💚でした。

書院に座り庭を眺めながら、お抹茶もいただけますよ。









数名の庭師さんが手入れをされていました。
義政好みの茶室「清漣停」



今回は改修中で見る事ができませんでしたが「霊光殿」には、
【足利尊氏】の念持仏『利運地蔵尊(伝弘法大師作)』を本尊に『達磨大師』像『夢窓国師』像を左右に、『足利歴代の将軍の像(2体除く)『徳川家康像』が安置されています。

え、『徳川家康像』って?どうして?って思いますよね。
そうなんです。もともとは無かったんです。

『石清水八幡宮』『宝蔵坊』にあったのでが、廃仏毀釈後に『等持院』にうつされたそうです。この像は42歳の厄除けの霊験を受けたありがたいものだそうですぞ。

でも、拝見できませんでしたから~!

改修完了後に再度訪問を誓う”おばちゃりだー”でした。


<拝観情報>


等持院
京都市北区等持院北町63番地/075-461-5786

年中無休/9:00~16:30(16:00受付終了)
※12月30日~1月3日は9:00~15:00(14:30受付終了)

拝観料:大人 300円 小人 200円
※工事のため、2017年6月7日より参拝料が変更になっています

抹茶 500円 番茶 300円/※10名以上の場合事前連絡要

<アクセス>

市バス「等持院南町」徒歩約8分
市バス「立命館大学前」徒歩約10分
京福電車「等持院」徒歩10分

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