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2020年1月7日火曜日

”七草粥”をいただきに |『福王子神社・ふくおうじじんじゃ』

福王子神社』の”七草粥”接待へ行って来た


毎年1月7日、京都では幾つかの神社で「”七草粥🌿”の接待」が行われています。

令和2年2020年は、「きぬかけの路」の終点にある、『福王子神社』の「”七草粥”の無料接待」へ行ってきました~😊


ちなみに「きぬかけの路」とは、『金閣寺』前の交差点にはじまり、衣笠山に沿って世界遺産『龍安寺』『仁和寺』と走り抜け『福王子神社』前の交差点を終点とする道の事です。

※「きぬかけの路」と言う名前の由来は、
真夏に第59代宇多天皇】が雪を見たいと仰せられたので、”衣笠山”に白い絹の布を掛けた。と言う話に由来します。



『福王子神社』って


福王子神社』は、京都市右京区宇多野福王子町にある神社です。
ご祭神は、『仁和寺』を発願した【第58代光孝天皇の女御(妻)であり、『仁和寺』を開かれた【第59代宇多天皇】の班子(はんし・なかこ)女王です。

世界遺産『仁和寺』の西側にあり、仁和寺の鎮守神であり、この地域一帯の氏神様でもあります。

創建は平安初期と言われていますが創建年は不明で、「応仁の乱」で焼失以降荒廃。
江戸時代1644寛永21年に【3代徳川家光】が、『仁和寺』とともに再興されました。

ご祭神の【班子女王】は皇室の出自であるにもかかわらず、大変気さくなかただったらしく、今は小さな神社ですが、氏子地域は広く、お祭りの際には『仁和寺』を勅使門から参拝し、再興された本殿、拝殿、鳥居は揃って国の重要文化財と言う神社です。




”七草粥”って



七草粥は

1月7日、人日(じんじつ)の節句の日の朝に、”無病息災”を願って春の七草や餅などを入れた塩味のお粥を食べる行事です。
お正月の暴飲暴食で弱った胃を休めると言う意味もあるそうですよ。

人日(じんじつ)の節句とは
五節句の内の一つ。1月7日の節句。”七草粥🌿”を食べる日なので、七草の節句ともいわれます。

・五節句とは
 1月7日 人日(じんじつ)の節句/七草の節句”七草粥🌿”を頂く。
 3月3日 上巳(じょうし)の節句/桃の節句雛祭。菱餅や白酒などを頂く。
 5月5日 端午(たんご)の節句/菖蒲の節句/菖蒲酒、菖蒲湯、柏餅、ちまき。
 7月7日  七夕(たなばた・しちせき)の節句/短冊に願い事を書き、笹を飾ることから、笹の節句、星祭とも。裁縫の上達を願って素麺を食べる。
 9月9日 重陽(ちょうよう)の節句/菊の節句。菊酒

七草粥の七草って

『せり』『なずな』『すずな』『すずしろ』『ほとけのざ』
『ごぎょう』『はこべら』これぞ七草です。

七草粥の起源

”七草粥🌿”は、

日本の風習であった、年の初めに草を摘む「若菜摘・わかなつみ」
  (と)
中国の、旧暦1月7日の人日(じんじつ)の日に、七種類の野菜を入れた お吸い物を食べて無病を祈る「七種菜羹(しちしゅさいかん・ななしゅのさいかん)
  (で)
1月7日の人日じんじつの日に”七草粥🌿”を食べて邪気を祓い、一年の無病息災を祈ると言う風習となり、「七草の節句(人日の節句)」は、江戸時代には五節句の内の一つとなりました。


『福王子神社』の”七草粥”へ行って来た~

福王子神社』へ

2020年1月7日、冷たい雨が降ってました~💧
自転車には乗れませんでしたが、
暖かい格好をして『福王子神社』へ向かいました。

嵐電「宇多野駅」からも近いですが、『仁和寺』から歩いてもすぐですよ。
もちろん市バスなら目の前まで連れて行ってくれますよ。

七草粥は11時からで、整理券の配布は10時位からと思ってましたので、10時到着を目指し、ほぼ10時に到着することができました。

『福王子神社』は五差路の交差点に面して、


一段高い場所にあります。


福王子神社』境内

階段を上り[鳥居(重文)]をくぐると、


正面に[拝殿(重文)]、[拝殿]の奥に見えるのが[本殿(重文)]。

左手側にテントとベンチが設えられており、テントの中には”七草粥🌿”を待つ人々が、
テントの前には傘をさした宮司さんが、
手に整理券を持って、配っておられます。
整理券を頂くと、
なんと、本日は天気が悪いせいなのか、既に”七草粥”の接待がはじまっている🍚と言うではありませんか!

テントの中の方は、次の会を待っている方たちだったのですね。
宮司さんに、テントの中で待っててね、と促していただきました。

うわっ!早く来て良かったです😅

しかし、お詣りがまだですからね、まずはお詣りから!

手水舎で手を清め、
お詣りし、
テントの中へ着席。

すると、宮司さんが、雨の中傘をさしたままで、
『若王子神社』の縁起をわかりやすい言葉で、詳しくお話していただきました。
すごくよくわかりました。メモしたかった~。また、お話、お聞きしたいです💦

そうこうしていると、”七草粥🌿”の順番になりましたよ。

”七草粥”を頂く

”七草粥🌿”は社務所の中で頂くようです。
総入替制のようで、前の組の方が皆さまお出になられてから、入ります。

靴を脱いで上がると、正面に↓、素敵な設えですね、

お座敷に入り、着席します。

一人一人に丁寧にあいさつをされながら、お茶を出して頂きました。
そして、”七草粥🌿”が出てきましたよ💖


”七草粥🌿”は、しっかり1杯、中には小さく切ったお餅も入っています。
やさしい塩味で、甘酸っぱくて柚子のかおりのするたくあんと交互に頂きました。
おいしいです💖

”七草粥🌿”を頂いたあと、
お部屋にあった[鳴滝砥石の扁額]を近くで拝見し、

宮司さんの奥様の、フランス刺繍の作品に目を奪われ





次の組の人も待たれていますので、退場しま~す。

ご朱印は書いてあるものがありました。が、お忙しいようでしたので、またの参拝の時に頂くことにしました。

”七草粥🌿”おいしかったな~🍚
毎年来たいな💞


所在地・アクセス

所在地

京都府京都市右京区宇多野福王子町52
075-463-0937

アクセス

市バス「福王子バス停」徒歩約3分
嵐電「宇多野駅」徒歩約3分


関連・周辺記事


2019年12月9日月曜日

12月9・10日は鳴滝の”大根(だいこ)焚き” │ 『法輪山 了徳寺・りょうとくじ』

通称『大根焚寺』と言われる鳴滝(なるたき)『了徳寺』の”大根焚き”💖


12月7・8日に行われる『千本釈迦堂』”大根焚き”が終わると、
次の日からは、鳴滝『大根焚寺(了徳寺)』報恩講” 大根焚き”が行われます😅



「中風除け」のご利益を求めて多くの方々が参拝されます❗

『大根焚寺(了徳寺)』の”大根焚き”って

📗 『千本釈迦堂』の”大根焚き”と同じようなもの?


『千本釈迦堂』の”大根焚き”と同じかって?ん~、「違います!」
”大根焚きをいただく””ご利益がある”ってところは同じですが、
「違います!」

『千本釈迦堂』の”大根焚き”は「【お釈迦様】が悟りを開いた日に行われる、痛風除け・諸病除け・健康増進等を祈願する大根焚き。」です。
それに対して『了徳寺』の”大根焚き”は、


📗 毎年12月9・10日に行われる


この日は、『了徳寺』の報恩講(【親鸞聖人】の祥月命日の頃に行われる法要)の日にあたります。

📗 由来は?


1254建長4、【親鸞聖人】は【法然上人】の遺跡を尋ね、愛宕山中の『月輪寺』へ行かれ、その帰りに鳴滝でお念仏の教えを説かれた時の事。

教えに感銘を受けた村人たちは、そのお礼にと「塩味の大根焚き」を焚いてもてなしました。【親鸞聖人】はたいそう喜ばれ、”すすきの穂の束”と鍋の残り”煤”で「十字名号(帰命尽十方無碍光如来・きみょうじんじっぽうむげこうにょらい)」を書き残されました。

この事から、毎年、12月9日と10日の報恩講「大根焚」が行われるようになりました。

📗 ご利益は


いつのころからか、「”大根焚き”を食べると中風にならない」と言われます。

(wikiより抜粋:中風とは・・・脳血管障害(脳卒中)の後遺症偏風)である半身不随、片麻痺、言語障害、手足の痺れや麻痺などを指す言葉として用いられている。中気、卒中また俗に「よいよい」ともいう。



『了徳寺』の”大根焚き”に行ってみた



📗 『了徳寺』へ


『了徳寺』へ行く道は狭いですぅ~。
『了徳寺』の入り口はこんな感じ。


📗 ”大根焚き”をいただく



入ると、正面が本堂、
左手で”大根焚き”の券が売られています。
 

”ご朱印”は売り場の一番右側ですよ~
”大根焚き”の券を購入したら本堂に上がります。

正面がご本尊の[阿弥陀如来像]
(【聖徳太子】が桂の木を彫って造り、応仁の乱後、安置されたと伝わる)

右側が【湛慶・たんけい】作[親鸞聖人坐像]、
左側は「十字名号(帰命尽十方無碍光如来・きみょうじんじっぽうむげこうにょらい)」です。

お参りをすませたら、

低い長机がいくつも置かれていますので、
空いている席に着き、券を机の上に置きます。↓券は真ん中の小さいものです。

すると、”大根焚き”と交換してくれます。


大根は甘くありません。
対してお揚げさんは甘くとてもバランスがよく、おいしかったです。



📗 境内の様子


”大根焚き”を頂いて、裏庭から出ました。
ぐるっと表にまわると、

青首大根が置かれていたり

切られたものが水に浸かっていたり




大鍋でぐつぐつ焚かれていたり~

因みに、これらの大根は、
京都府亀岡市篠町から、前日早朝に掘り出されるそうです。
毎年焚かれる大根は、3,000本だそうです。

本堂の前には[親鸞聖人像]

本堂の左横には[すすき塚]


小さなお寺ですが、たくさんの人がお参りに来ていました。
お参りにいった時はちょうど法要の最中で、法要後、法話も聴かせていただきありがたい気持ちでお寺をあとにしました~


”大根焚”の行われる『了徳寺』って

📗こんなお寺


正式名称法輪山 了徳寺

「真宗大谷派」のお寺。通称「大根焚寺」。

創建は、1252建長4、開基は【正西法師】

御本尊は、阿弥陀如来。
(【聖徳太子】が桂の木を彫って造り、応仁の乱後、安置されたと伝わる)

また、【湛慶・たんけい】作[親鸞聖人坐像]がご本尊隣に、

境内の外には[親鸞聖人像]もあります。


参拝とアクセス

📗 所在地

法輪山 了徳寺
京都市右京区鳴滝本町83
075-463-0714

📗 交通案内

市バス「鳴滝本町」徒歩約5分
嵐電「宇多野」駅徒歩約10分

※駐車場有:無料(バス6台、乗用車25台)


📗 近隣観光名所

バスもしくは嵐電で、世界遺産『仁和寺』『龍安寺』『金閣寺』へアクセス可能。近いです。嵐電の場合、『金閣寺』のみ駅から少し歩きます15分位?


周辺記事




2019年12月5日木曜日

”散り紅葉”の名所『厭離庵・えんりあん』 │秋の一般公開 2019年11月1日~12月7日(土)

奥嵯峨の隠れたもみじの名所『厭離庵・えんりあん』



”おばちゃりだー”が言う”隠れた”とは、文字通りの”隠れた”と言う意味。
本当にすっぽり町に隠れているのです。
看板がなければ行きつくことは難しいかと、思います。
あ、でもグーグルマップなら案内してくれるかな❓

そうそう、こちらの”ご朱印”には、
百人一首97【藤原定家】の歌
「こぬひとを まつほのうらのゆうなぎに やくやもしおのみもこがれつつ」
を書いて頂けますよ。

文字数が多いと、ありがたく感じる”おばちゃりだー”でした💦

『厭離庵への道


「人の知らない京都を知って、自慢したい❗」
そう思う人も多いですよね、
ここ『厭離庵』はそんなところです。

年に一度、もみじの季節にだけ公開されるお寺で、とーっても奥まったところにあるのです。


こんな場所に


場所は嵐山、『渡月橋』から『化野念仏寺』まで続くその道(府道50)の右(左)側奥にある。
『清凉寺』を過ぎ『二尊院』へ向かう途中、路地を右折したその奥にある。
こんな感じで”看板”が出ているので↓こちらから来ればそう難しくないだろう。


しかし、いたずら心があるあなたと、いたずらに付き合う事を厭わない友人には、別のコースをおすすめする。
『二尊院』側、『厭離庵』の駐車場の方から向かう道だ。


「本当にこの道だよね」と、ドキドキしながら門前に辿りついた時は「おおおおお~💚」って感じです。

📗 『厭離庵』駐車場側から向かう

え~と、『厭離庵』に駐車場があると言うのにもびっくりですが、こちらから『厭離庵』へ向かう道にもびっくりできます。

ちなみにこちらの駐車場、参拝者が停めてよいのかどうかについては、はっきりわかりません。が、狭くはない駐車場でしたし、他に車も停まっていなかったので、停めさせていただいちゃいました。門前の受付の方に「駐車場に停めさせていただきましたが、問題ありませんか。」と、念の為尋ねましたが、駐車場の存在自体を 知っていたのかいなかったのか「いいんじゃないですか」くらいの回答でしたが、もちろん、その言葉に甘えました~。

では、駐車場側からのざっくりとした行き方を。

まず、駐車場への行き方ですが、『二尊院』から始めます。

道は「府道50号 京都日吉美山線」です。『渡月橋』から『化野念仏寺』への道です。
『二尊院』を背に『渡月橋』方面を向き少し進みます。

左側一筋目を左へ入り、左手側に『観音院』右手側にも何か宗教施設があれば合っていますよ。そのまま進みます。

突き当たりを右折します。住宅街と言う感じです。そのまま進むと、右手側に空地があり、よーくみると”石柱”に「厭離庵駐車場」と書かれています。

「厭離庵駐車場」を右手に見ながらすすみます。
こんな紙の道案内が貼られていますので↓見落とさないように、


こんな道を入って行ったり、

公園を左手に見ながら進み、
右折し、この道を行くと、『厭離庵』があります。
門前に受付の人が居ますので、すぐにわかりますよ。
ね、ちょっとした冒険でしょ。


『厭離庵境内



「百人一首編纂の地」


ここは【藤原定家】の「小倉山山荘跡地」であり、【藤原定家】が「百人一首」を編纂した場所といわ。

門を入ると・・・
素敵な紅葉が広がり、境内には「定家塚」や「藤原為家(定家の息子)の墓」があります。



「散り紅葉」で有名

もみじや苔の緑の美しいお庭です。
緑の苔に深紅のもみじの葉が落ちる様は、緑のじゅうたんに血が滴り落ちているようです。(この日のもみじは、紅と言うより、ちょっと枯れている色でしたが・・・へへ)


すぎ苔の緑もふかふかで綺麗です。

もみじがきれいなので、毎年秋のみ一般公開されていますよ。





境内


境内には、「五輪の塔」や「石燈籠」が配され、茶室「時雨亭」や井戸のつるべも風情を演出しています。

庭の奥の階段を上がっていくと「本堂」が建っており、こぢんまりとしているけれど、美しい庭です。







『厭離庵』基本情報


概要

正式名称:如意山 厭離庵
宗派:臨済宗天龍寺派
創建:1772
開山:霊源禅師
本尊:如意輪観音

由緒

鎌倉初期、この地は【藤原定家・ていか(さだいえ)】の小倉山の山荘と伝わる場所。

荒廃していたこの地を 江戸時代に冷泉家が修復し、【霊元法王(112代霊元天皇)】により寺号を賜り、【霊源禅師】を開山とし始まった寺。
明治維新後荒廃したが、明治43年白木屋社長【大村彦太郎】が仏堂と庫裏を建立。
【山岡鉄舟】の娘【素心尼】が住職に就いて以降尼寺となる。
参照:「厭離庵」パンフレット

所在地

京都市右京区嵯峨二尊院門前善行寺山町2

拝観料等


拝観料:500円

2019年9月9日月曜日

9月9日『重陽の節句』に、京都で行われる祭事

9月9日『重陽の節句』は、寺社で祭事が行われます

9月9日は「オオサンショウウオの日」であり、『重陽の節句』です。
この時期、「何もお祭りないよね~」と思われがちですが、いくつかの神社では『重陽の節句』行われおり、奉納の「舞」「謡」「ふるまい酒(菊酒)」などの行事も行われたりしますよ~💖


『重陽の節句』とは

”重陽(ちょうよう)は、五節句の一つで、9月9日のこと。旧暦ではが咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれる。

陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行なわれていたが、九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていた。後、陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事となったものである。

邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていた。また前夜、に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があった。現在では、他の節句と比べてあまり実施されていない。”
出典: Wikipedia

9月9日『重陽の日』の祭事

もっといろいろな寺社で祭事が行われていると思いますが、わかっているところをご紹介。

上賀茂神社:賀茂別雷神社(北区)


10時~ 『重陽神事』
ひきつづき、『烏(からす)相撲』

📗アクセス
京都府京都市北区上賀茂本山339
075-781-0011
電話受付時間 8:30〜17:00

参拝時間:5時〜17時(祭典等により変更有)
楼門、授与所:8時~
特別参拝:10時~
駐車場:有(有料)

6:00 〜 22:00(出庫24時間可)
※30分毎に境内維持管理協力金100円(繁忙期1回500円)

バス
「上賀茂神社前」徒歩すぐ
「上賀茂御園橋」徒歩約3分
「御園口町」徒歩約1分

地下鉄「北山駅」徒歩約15分


法輪寺:嵯峨の虚空蔵さん(嵐山)

”十三まいり”で有名な『法輪寺』では、『重陽の節会』が行われます。

菊の花のから”霊薬”を得て、長寿祈願を行います。
にちなんだ「謡楽奉納」が行われます。

『重陽の節会』13:00〜


📗アクセス

法輪寺
https://www.kokuzohourinji.com/
京都市西京区嵐山虚空蔵山町
075-862-0013

電車は各「嵐山駅」より徒歩圏ですが、
渡月橋を西へ渡ってすぐの山の中腹にあります。階段上りますよ~。
”阪急”からが一番近く、次いで”嵐電”、”JR”です。

バスの場合も「嵐山」バス停から徒歩圏内です。


車折神社・くるまざきじんじゃ(右京)

芸能の神様として知られる『車折神社』では、「菊の節句」が行われます。菊の花を供え「不老長寿」「除災招福」を祈願し、”奉納舞”も行われます。菊を冠に挿した人が舞いますよ。
人がいっぱいで”奉納舞”は見られませんでした

13:00~ 重陽祭(奉納舞等)
終了後 参拝者・見学者に菊酒が無料で振舞われます。(数に限り有)

菊酒



📗アクセス

車折神社(くるまざきじんじゃ)
http://www.kurumazakijinja.or.jp/
京都市右京区嵯峨朝日町23
075-861-0039

嵐電「車折神社」駅直結
バス停「車折神社」徒歩すぐ

駐車場:無料(約20台)16:30迄


市比賣神社・いちひめじんじゃ(下京区)

女人守護の神様として知られる『市比賣神社』ではこの日長寿を祈願し『重陽祭』が、そして『カード感謝祭』が行われます。

11:00~『重陽祭』
巫女さんの舞の奉納
菊酒接待
特別授与品「菊之御中(きののおなか)」一体千円授与あり。

『カード感謝祭』では、使用済みのカードを、神前の水で洗い清めます。



📗アクセス

『市比賣神社・いちひめじんじゃ』
https://www.ichihime.net/
京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入
075-361-2775

電車:京阪「五条駅 」徒歩約5分
バス「河原町五条正面」徒歩約 3分
地下鉄烏丸線「五条」徒歩約10分
駐車場:なし

2019年8月29日木曜日

古いお財布どうしてますか?①|『西院春日神社』

新しい「お財布💛」を買った時、使っていた「お財布💛」どうしてますか?


”おばちゃりだー”は困ってました。

実は四十年くらい前からの使っていた「お財布💛、未だに持ってます。

(引かないで~~~💦)

ドトールの椅子の上に置き忘れたものなど、数点紛失したもの以外は全て。

(え、引かないで~💦

「お財布💛」って、ぼろぼろになるまで使う事があまりないですよね、なので、とっておいて、気分を変えたい時に使ったり、旅行に行くときの小分け用に使ったりしています。

それに、毎年買い替えるわけでもないので、何十個もあるわけでもなく、現時点でも一桁だし、そんなに場所もとるわけでもないので、置いています。・・・・ははは💦

しか~し、さすがにそろそろ終活していかねばならないし、ここらで何とかすべし、と、思ったわけです。

で、友人にこの話をしたところ、友人は

「お財布💛」を普通に”ゴミ””として処分する

と言います。

「お財布」は「ありがとう」の気持ちを込めて、”ゴミ”の日に紙に包んで出す。


のだそうです。なるほど!とは、思ったのですが、う~ん、「お財布💛」を”ゴミ”の日に出す勇気はわきません、躊躇していると、友人が言いました。

直接「ごみ処理場」に持ち込む。

これでどうだ!と、直接ちゃんと包んで持ち込めば、他のごみと一緒に出すわけでないので、良いのではないか、と言うのです。

確かに。想像するとこれは”あり”かも。
「ごみ処理場」はサイクリングで前を通る事もあり、場所もわかりますし、
一度中に入ってみたいとも思ってましたし。
ちゃんと包んで持ち込むのは”あり”だな・・・と、

ん、ん、ん、しかしちょっとまて!
ここは京都だ!
寺社仏閣の宝庫ではないか、

寺社仏閣では「人形供養」に「針供養」、「扇供養」に「櫛供養」、「刃物供養」等々、いろんな供養が行われているではないか。


そうだ、

「お財布💛」を供養していただこう

うん、なんだか一番しっくりくる。

どこのお寺や神社で「財布供養」を行っているのか、聞いたことはなかったが、「供養してもらおう」そう思うとなぜかほっとし、そして「財布供養」をしてくれるお寺や神社を調べる事を忘れてそのままになっていました💦


『西院 春日神社』で「財布供養」


西院 春日神社
ある日、阪急電車「西院駅」の近くにある『西院 春日神社』を散歩していたところ、社務所の前にで こんなものを・・・ ↓



『古財布納筥』! 
「授与所で納め袋を御受けになってお納め下さい  初穂料 千円
金招福をもたらす縁起物を授与いたします。」

おおお~💖これは”おばちゃりだー”が探し求めていた「財布供養」ではないか!
ちょっと忘れていたが探していたものではないか!

何々・・・説明書きが ↓



「 稲荷大神 弁財天は 供に金運招福又商いの
榮を齋せる大神様にてご本殿に向かいて
左方にお祀りされて居ります。
 長い年月を共にし常に貴殿の隆昌を願い
支えて来た古き財布においては 授與所にて
納め袋を受け 感謝の念を込め 古財布納箱に
納めるがよしとされ来たりて居ります
 新しき財布に入れる 金運招福のご祈願を
申し上げた縁起物を授與申し上げます。」



おおお~ 💖
やっと「財布供養」を行っていただける神社を見つけましたよ、

私の「お財布」たちは、これでいつでも供養してもらえますよ。
ふふふ、うれしい😄です。
胸のつかえが取れ、すっきりしました❗

これで「お財布💛達を 気が済むまで手元に置いておくことができますよ💦  
ははは・・・


そうだ、他にも「お財布💛」を供養して頂ける神社等がある筈ですよね。
調べてみたいです。
また、わかりましたら、またブログでお知らせいたしますね。



では、「財布供養」が行える

『西院 春日神社』について


創建・ご利益

創建833年(天長10)【53代 淳和天皇】の勅願により奈良の春日四座大神を勧請し祀ったことに始まる古社。


ご利益:病床平癒、災難厄除、旅行安全、交通安全


主な年間行事


毎月1日・11日・15日
 霊石「疱瘡石」が公開されます。
この”神石”は【淳和天皇】の皇女【崇子内親王】が「疱瘡」を患わられた時に、快復を祈願された時、春日大神様が【崇子内親王】の身代わりとして、”石”に疱瘡をお移しになり、内親王はご快復されたと伝えられる「疱瘡石」が公開されます。
「病気平癒」「災難厄除」のご利益があります。

10月第2土・日曜日 
『春日祭』無病息災・五穀豊穣を祈る秋祭りで、「神輿渡御」もあるにぎやかなお祭りです。

参拝・アクセス


〒615-0015 京都市右京区西院春日町61
TEL:075-312-0474

阪急電車・京福電車 西院下車 徒歩約3分
市バス 西大路四条下車 徒歩約3分

駐車場:有(約10台
授与受付:9時~17時

とても手入れの行き届いた、素敵な古社ですよ💖
近くにお越しの際は、立ち寄ってみて下さいね。