2019年3月17日日曜日

京都三大火祭「 清涼寺(嵯峨釈迦堂)のお松明式(おたいまつしき)」ー 2019年3月15日

平成最後の『お松明式』に行って来ました

天気予報をチェックしたら雨(確か60%くらい)の予報でしたが、『お松明式』が終わるまで降りませんでした。さすがお釈迦様のお力ですね。

嵯峨釈迦堂 清涼寺 お松明式

”おばちゃりだー”は『お松明式』のみの参加です。
3月15日はお釈迦様の入滅された日で、1日を通して『涅槃会・ねはんえ』が行われいて『お松明式・おたいまつしき』もその一つなのです。

『お松明式』は20時頃からのはじまりですが、嵐山の夜をみたいのと、本堂へのお詣りの為、人混みも考えて少し早めに行きました。

「嵐電嵐山駅」に到着し「キモノフォレスト」の「龍の愛宕池」をパチリ💖
電車に乗らない人も入る事ができ、写真映えするところです😀
嵐電嵐山駅 キモノフォレスト

嵯峨釈迦堂「清涼寺」までは、嵐電「嵐山駅」の前の道をひたすら北(右)へ歩きます。
夜の嵐山の街並みを眺めながら、てくてくてくてく、線路を越えればもう少しです。
丸太町通りまで来ると警備の人が立っていました。嵯峨釈迦堂「清涼寺」へ向かう人達も増えてきて、人並に身を任せそのまま進めばもうすぐです。

では『お松明式』について、

🔥嵯峨釈迦堂『 清涼寺のお松明式』とはどんなもの

お釈迦様が荼毘(だび)に付される様子を再現したものです。
高さが7メートル位もある3本の「早生・わせ」「中稲・なかて」「晩稲・おくて」の松明を燃やして、燃える順番や火の勢い、燃え方でその年の農作物の実りを占います。

8月16日に行われる「五山送り火」、10月22日の『鞍馬の火祭』とともに「京都三大火祭り」と言われています。


🔥『お松明式へ行く為の注意点』

服装には注意が必要です

『お松明式』は夜✨に行われる行事です。特にこの時期は”三寒四温”で日によって気温がかなり違いますし、京都の朝と夜は”ぐっと冷え込み”ます。天気予報に気をつけて少し大げさな位の寒さ対策をしてちょうどではないかと思います。

『お松明式』では松明を燃やします。火の粉を浴びると縁起が良いとも言われます。目前で見学ができる分、火の粉を浴びる可能性は充分にあり、風向き次第です。万が一の事を考えて、火の粉を浴びても良い服か、もしくは風向きがヤバイと思った時に羽織れるものを持って行くことをおすすめします。毎年来られている方が「ダウンなんか一発で穴開くよ~」と話しておられました。

到着時間や場所どりについて

●見学場所について説明します。
「仁王門」を入ると、露店が大きな円を描き並んでおり、露店の前の通路がそのまま見学場所、通路の内側に沿って縄が張られ、縄の中に松明が立っています。
松明式がはじまると北西側にお坊さんが立たれ読経をされます。
嵯峨釈迦堂 清涼寺 松明式現場
北西から見た感じ

北西角周辺が人気のエリアです。仁王門を入れた燃える松明の写真が、撮れる為でしょう。1時間半前に到着しましたが、既に脚立やカメラの三脚が立っていました。

19時くらいであれば、スペースにまだ余裕はありました。その先1時間半~2時間くらいその場所に貼りつくことになりますので、トイレを済ませ、飲み物等の準備もあると良いかなと思います。

●「見学のみ」であれば、始まる時間に到着していれば問題ありません。大きな松明なのでどこからでも見えますよ。
7時からは本堂「涅槃図」の前で大法要が行われ、8時15分頃でしょうか、お坊さんが松明式の前に入場し読経が始まりスタートです。

●本堂等へのお詣りしようとすると、通路にも本堂の階段にも人が多い為、少し時間に余裕を持っておきましょう。

●「一番前で人の頭を気にせず写真を撮りたい」場合
良い場所をと思うと、19時頃にはスタンバイが必要です。
場所にはこだわらず一番前であればと言うことであれば19時半頃でも仁王門側等にスペースがありました。(このあたりは火の粉が一番降ることになりました)

🔥『お松明式』の様子

早く(19時頃)到着し、お詣りも済ませましたので、既にスタンバイしている方の多い北西角に場所を取りました。

すると本堂前の”赤い高張提灯”が気になります


嵯峨釈迦堂 清涼寺 高張提灯

13基あるそうです。株式指標(昔は米相場)をくじ占いしたもので、1月から12月になっていて(1本あまるのは大陰暦のうるう年のなごりだそうです?)提灯の高さで相場の高低をあらわしているのだそうです。

そうこうしている内に20時、保存会や消防団の方で松明のまわりが賑わい出しました。
20時15分頃でしょうか、お坊さんが入場し読経がはじまります。

嵯峨釈迦堂 清涼寺 お松明式

松明に点火する前に、手前の四角い火床?に火を放ち、護摩木などをくべて行きます

嵯峨釈迦堂 清涼寺 お松明式
煙がもうもうと立ち昇り、火が起きてきます。

嵯峨釈迦堂 清涼寺 お松明式
 火花が松明にまで届き、今にも燃えだしそうです。
が、そんなに簡単には火は移らず、
嵯峨釈迦堂 清涼寺 お松明式
そうこうしている内に、お坊さんや、保存会の方等々が竹に刺さった??提灯を手に入場、お経を唱えながら松明のまわりを何周かまわられて、
嵯峨釈迦堂 清涼寺 お松明式

いよいよ松明に火が、
竹の先にわら束のようなものを刺し、火をつけ、
嵯峨釈迦堂 清涼寺 お松明式
じょうろ型になっている松明の中へ、火のついたわら束をいれます。 
嵯峨釈迦堂 清涼寺 お松明式嵯峨釈迦堂 清涼寺 お松明式

松明は燃え上がり、

燃え尽きた松明は崩れ落ち、最後の松明となりました。



 お坊さんたちが退場され、「お松明式」は終了しました。

終了時間はチェックするのを忘れてしまいましたが、おそらく20:45くらいには終了していたと思います。

では最後に

🔥嵯峨釈迦堂『 清涼寺・せいりょうじ』とはどんなお寺でしょう、


『 清涼寺』はもともとは「光源氏」のモデルと言われる【源融・みなもとのとおる】の山荘「棲霞観・せいかかん」を死後「棲霞寺・せいかじ」とし、その後奈良「東大寺」の僧【奝然・ちょうねん】が「宋」より持ち帰った「釈迦如来立像(お釈迦さま)」160cmを本尊に、987寛和3『清涼寺・せいりょうじ』と改称、「華厳宗」の寺としたことにはじまり、現在は「浄土宗」のお寺です。京都には他に西陣の「千本釈迦堂」があり、通称で「嵯峨釈迦堂」と言われます。


ご本尊であり、国宝である清涼寺式と言われる赤栴檀の「釈迦如来立像(お釈迦さま)」の体内には絹製の「五臓六腑(内臓模型)」や経典等々が納められていました。ちなみに、この内臓模型は世界最古だそうですよ。

このほかにも霊宝館には、「清涼寺」の前身「棲霞寺・せいかじ」の本尊と伝わる国宝「阿弥陀如来」と脇侍「観音菩薩」「勢至菩薩」をはじめ多くのお宝があり必見です。


🔥 アクセス情報

清凉寺(嵯峨釈迦堂)
京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46

075-861-0343

拝観料/一般:400円、中・高:300円、小:200円

[御本尊の開扉] 毎月8日11時~/4・5・10・11月
[霊宝館特別公開]4・5・10・11月


本堂霊宝館共通券/一般:700円、中・高:500円、小:300円

駐車場:普通車800円(1日)

市バス・京都バス:「嵯峨釈迦堂」前下車
JR 嵯峨嵐山駅 約8分
嵐電 嵐山駅 約10分
阪急 嵐山駅 約35分くらい



<嵐電周辺関連 記事>

2019年3月14日木曜日

『昆陽山 地蔵院』│通称『椿寺・つばきでら』


『北野天満宮』や『大将軍八神社』のほど近く、五色八重の散椿咲く寺あり。

境内に植えられた見事な「五色八重の散り椿」にちなみ
いつしか『椿寺・つばきでら』と呼ばれるようになった『昆陽山 地蔵院』

3月中・下旬くらいからが見ごろ?
タイミングが合えば”桜”と”椿”が同時に咲く様が見られる事も・・・

『椿寺』への最寄りの駅は嵐電「北野白梅町」駅、バス停なら「北野天満宮」”おばちゃりだー”が大好きなお酢やさん『玉姫酢の齋藤造酢』と同じ『妖怪ストリート』にあるお寺。

実は、前を通る度に目にする「立札」で、通称が『椿寺』だと言う事は知ってはいたが・・・💦

ぼーっ❗と生きているもので😅それ以外何も知りませんでした。
昆陽山 地蔵院
昆陽山 地蔵院「椿寺」

では『昆陽山(こんようざん) 地蔵院』通称 『椿寺』へレッツゴー😀

まずは、山門を入る前に「立札」や「石柱」をチェック 👍

地蔵院「椿寺」:立札

🔎立札から「地蔵院(椿寺)」の縁起を学ぶ

『昆陽山(こんようざん)  地蔵院』
神亀3年(726)に【行基・ぎょうき】が【聖武天皇】の勅願によって摂津国の昆陽野池のほとりに建立した『地蔵院』が始まりといわれる。
その後、平安時代に衣笠山麓に移され、室町時代初期に戦災で焼失したが、【足利義満】が『金閣寺』建立の余財で再建し、1589(天正17)【豊臣秀吉】の命によって現在地に移された。(立札より引用)
 その後、1671(寛文11)江戸時代、4代将軍【徳川家綱】の頃に、「浄土宗」となり、ご本尊を五劫思惟(ごこうしゆい)の『阿弥陀如来』となりました。

ありがたい気持ちになったところで、山門の「鍬形(くわがた)地蔵尊」とかかれた提灯の下をくぐります😌
まっすぐ進むと「地蔵堂」です。
地蔵院「椿寺」:山門

🔎「地蔵堂」

現在『椿寺』のご本尊さまは「本堂」におまつりされている五劫思惟の『阿弥陀如来』【善導大師】作ですが、「鍬形(くわがた)地蔵」さまとは元のご本尊の開祖【行基・ぎょうき】作と伝わる「地蔵菩薩」の別称で、「地蔵堂」におまつりされています。

「安産守護」のお地蔵さまで、
『地蔵菩薩洛陽四十八箇所 十二番』の霊場です。
「地蔵堂」の背後の板扉はもと『北野天満宮』にあった「多宝塔」の遺構だと言われています。


なぜ「鍬形(くわがた)地蔵」と言われているのでしょうか

「昔、このあたりの村が日照りが続きで水不足になった時の事。
自分の田んぼにばかり水を引こうとする強欲な男がおり、皆が困っておりました。
そこに一人の僧が現れ、その男の行いを注意しましたが、男は、あろうことか逆切れし僧の顔めがけて”鍬”を振り下ろし頬に怪我を負わせました。
けれども僧は頬から血が流れ出ているにもかかわらず、怒ることも慌てることもなく、その場を立ち去りました。
これには男もさすがに気になり、後をつけましたところ、僧が「地蔵堂」に入っていきましたので、男も後を追い「地蔵堂」の中をのぞきましたが僧の姿はなく、「地蔵菩薩」がまつられておるだけ・・・よく見ると「地蔵菩薩」さまの頬には鍬の形の傷あり、そこから血が流れているではありませんか。
その姿を見た男は、自分に注意をしてくれた僧が「地蔵菩薩」さまであった事を知り、感謝し、驚き、反省し、それ以降心を入れかえ、村人を困らせることはなかったそうです。」
この言い伝えから「鍬形(くわがた)地蔵」と呼ばれるようになったそうです。


正面は「地蔵堂」。右側が「五色八重散椿」。

2019/02/28撮影
🔎「五色八重散椿」

『地蔵院』は「五色八重散椿」があることからいつしか『椿寺』と呼ばれるようになりました。「京都市指定天然記念物」でもあります。

本堂前庭に咲いている”椿”が「五色八重散椿」です。

この”椿”は、”白””赤””ピンク”絞り”等に咲き分ける五色の八重椿で、花ごと落ちず、花びらが一枚ずつ散るのが特徴です。

【加藤清正】が朝鮮出兵の際に持ち帰り【豊臣秀吉】に献上したものを、「北野大茶会」で会所とした縁からご献木いただいたものと伝わっているそうです。

残念なことに樹齢400年と言われた一世は、昭和58年に枯れてしまい、現在は樹齢120年の二世が本堂前庭に、他にも樹齢30年の二世が多数咲いています。

開花時期は3月中旬頃~4月初旬頃までで、境内の”枝垂れ桜”と一緒に咲く様は見事です。
また、「散椿」の咲いている期間には”散椿”のご朱印もいただけます。


「地蔵堂」の向って右側に「観音堂」↓があります。
観音堂

🔎「観音堂」『洛陽三十三所観音霊場 第三十番札所』

「観音堂」には木製立像『十一面観音菩薩』【慈覚大師円仁・じかくだいしえんにん】作がおまつりされています。秘仏の為、ご開帳の「正月(元日~三日)」「お盆」、春秋の「お彼岸」以外は、お前立に金色の「十一面観音菩薩」がおまつりされています。

また、「観音堂」向って左側には「びんづる様」↓がいらっしゃいます。

自分の身体の悪い部分をさすると良くなるといわれています。
お詣りの際は忘れずに❗

「散椿」の奥に見えるのが「本堂」↓です。
本堂

🔎ご本尊はアフロヘア―❗『五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀如来』

本堂にはご本尊の五劫思惟(ごこうしゆい)『阿弥陀如来』【善導大師】作がまつられています。アフロヘア🌟の阿弥陀如来様ですよ。日本には16体の『五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀仏』様がおられるそうです。

普段はお詣りする事ができませんが、お正月の3ヶ日は一般公開しています。
江
戸初期に浄土宗の寺院となった際に、『五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀如来』【善導大師】作を、ご本尊となりました。

『五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀如来』とは、「法蔵菩薩・ほうぞうぼさつ」が「阿弥陀如来」となられるその直前のお姿と言う事でしょうか。

『五劫思惟阿弥陀如来』(アフロヘア🌟)自体が珍しく、京都で『五劫思惟阿弥陀仏』がいらっしゃるのは、あと『金戒光明寺』の『五劫思惟阿弥陀仏』が有名です。

🔎「天野屋利兵衛・あまのやりへい」「夜半亭巴人・やはんていはじん」の墓

【天野屋利兵衛・あまのやりへい】

【天野屋利兵衛】は、「忠臣蔵」に登場する”大阪商人”です。
が、実在の人物ではありますが、実際に「赤穂浪士」の一件に関わっていたかどうかはわからないそうです。

お話としては、
「赤穂浪士」の討ち入りに協力した人物で、【大石内蔵助】の頼みで槍20本を江戸に運び、みつかって拷問にかけられますが、「赤穂浪士」の仇討ちが果たされたとわかるまでは口を割りませんでした。そして、商人であるにもかかわらずあっぱれだとして死罪を免れ、その後茶人であった【天野屋利兵衛】は【松永土斎】という号を名乗りこちらのお寺に隠棲、生涯を終えらた。
と、言う話が伝わっています。

お墓へはどなたでも参拝することができます。
12月14日「赤穂浪士討ち入りの日」には木像や愛用の品、「赤穂浪士」とのかかわりを記した「天野屋利兵衛直之伝」が一般公開されます。
【夜半亭巴人・やはんていはじん】
栃木県那須烏山市の出身で江戸時代の俳人。【宝井其角】、【服部嵐雪】の門人であり【与謝蕪村】の師にあたる人物。




<椿寺『昆陽山(こんようざん)  地蔵院』アクセス方法>

京都府京都市北区大将軍川端町2
075-461-1263
9:00~16:00
嵐電 「北野白梅町駅」徒歩約5分
市バス「北野白梅町」 徒歩約5分
市バス「北野天満宮」 徒歩約8分


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2019年3月12日火曜日

御即位30年記念『京都御所』特別公開 - 『建礼門』開門!30年ぶり。


京都御所🌟「御即位30年記念京都御所特別公開」

<京都御所 関連記事>
『中立売休憩所』も綺麗になって、『厳島神社』の橋の工事も終わり、『京都御所』特別公開がはじまりました。御苑の梅も満開でした💗

御所 紫宸殿
紫宸殿

 🔥 期間・場所


2019年3月12日(火)~21日(木・祝)
 9:00~15:50(清書門の最終退出時間は16:30)
入場料:無料/年齢制限はありません。
「特別公開期間中」はガイドツアーはありません。

入場門:「宜秋門・ぎしゅうもん」 中立売御門をまっすぐ入った所です。
退出門:「清所門・せいしょもん」
「清所門」は「中立売休憩所」の対面にある門です。大勢で行かれる方や、わがままなお友達と行かれる方は、ここ「中立売休憩所」を待ち合わせ場所にする事をおすすめしま~す😀
京都市上京区京都御苑/075-211-1215

🔥 何が特別なの「通年公開」と何が違うの


『京都御所🌟』ではこの期間、「御即位に関連した展示」や雅楽や蹴鞠などの「宮廷古儀実演」が行われます。

『京都御所🌟』の外郭南面の正門『建礼門』も30年ぶりに開門します。
もちろん『建礼門』は天皇・皇后両陛下と海外の偉い人だけが通れる門なので、もちろん通る事はできませんが、『建礼門』を通して『紫宸殿』を見る事ができます💗

「御即位に関連した展示」って


普段は何もない「御車寄・おくるまよせ」に「花車」が、
京都御所:御即位30年花車
御車寄:花車
綺麗です。すごい花のボリュームです💗

「諸大夫間・しょだいぶのま」
ガラス戸の奥に丸い模様のある織物が飾られていました。


京都御所:御即位30年旗
諸大夫間


「新御車寄・しんみくるまよせ」には「牛車・ぎっしゃ」が

京都御所即位30:新御車寄
牛車
回廊には写真パネルや、三流派の大きな生け花が飾られています。

嵯峨御流・さがごりゅう

御室流・おむろりゅう

月輪未生流・つきのわみしょうりゅう
「春興殿・しゅんこうでん」の扉も開き、説明パネルがありました。
春興殿・しゅんこうでん
「大臣宿所・だいじんしゅくしょ」には「鳳凰図・ほうおうず」「麒麟図・きりんのず」「獅子と狛犬像・しし・こまいぬぞう」も飾られていました。
その他にも管弦の「人形」が飾られていたり、




いつもは閉まっている襖が開き、襖絵を見る事ができました。



その他にも普段はみることのできない展示や説明のパネルがあり、
出口近くの「 参観者休所」では「平成の大礼」の映像が流れていました。


「宮廷古儀実演」はいつでもみられるの

「御即位に関連した展示」「『建礼門』の開門」は開期中はいつでもみることができますが、「宮廷古儀実演」は実演日時が決まっています。


   ■『雅楽・ががく』平安雅楽会
   3月16日(土)10:00~,11:00~,12:00~の3回
   「春興殿前広場」(雨天時は「承明門・じょうめいもん」にて行われます。)

   ■『蹴鞠・けまり』蹴鞠保存会
   3月17日(日)10:00~,11:00~,12:00~の3回
   「春興殿前広場」(雨天時は「新御車寄」にて行われます。)

   ■『管絃』いちひめ雅楽会
   3月21日(木・祝)10:00~,11:00~,12:00~の3回
   春興殿前広場(雨天時は「承明門」にて行われます。)

「建礼門の開門」

「建礼門」を通ることが出来るのは、「天皇」と「皇后(天皇がご一緒の時のみ)」、海外の「国家元首」など特別な方だけです。なので、もちろん門を通る事はできませんが、期間中は開門していますので、
「建礼門」を通して「紫宸殿」を見る事ができたり、
「建礼門」を通して「京都御苑」を見る事ができます。
御苑側から建礼門を通して紫宸殿を望む

「京都御所」特別公開。この時期にお越しの皆様へおすすめです😁


天気が良ければ「京都御苑」も「京都御所」もとても気持ちの良い、さわやかな空間です。のんびりゆったり、散歩もできますし、

特別公開期間中は、『御所』の前にも有名店が出店しており、お菓子からお酒まで、お土産物を調達することができます。珍しいものでは『御所グッズ』などもあります💗



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2019年3月11日月曜日

『京都御苑』掘り下げ隊!② ー『京都御苑』の出入口、9ヶ所の御門と5ヶ所の切通し

 以外と知らない『京都御苑の出入口』


『京都御苑🌲』は、東西約700m、南北約1,300m、外苑部約4km。
出入口は、9ヶ所の御門と5ヶ所切通し、計14ヶ所です。

「御門」はもちろん、「切通し」は「口」と呼ばれる開きっぱなしの出入り口です。

こんなに広いですからね、目的地によって電車の駅やバス停が違ってきます。

行きたいところがはっきりしている場合は、アクセス方法には気を付けないと、1日の観光予定が狂ってしまいそうです。

では「9ヶ所の御門と5ヶ所切通し」ご覧ください。


東面(寺町通)を南(丸太町通)から北(今出川通)へ

『寺町御門』

寺町通りに面した出入口で一番南に位置し、”丸太町通り”に一番近い門です。

京都御苑:寺町御門
京都御苑:寺町御門
入って左(北)側は、「大宮御所・仙洞御所」の南塀。
入って左(南)側、東南角部分には「富小路広場」「富小路休憩所」「ゲートボール場」「トンボ池」「テニスコート」「博覧会場跡」があります。
京都御苑:寺町御門
門を出て、寺町通りを左(北)側に進むと「京都府立鴨沂(おうき)高校」があります。
右(南)側には「京都市歴史資料館(無料)」やNHK大河「八重の桜」の主人公【新島八重】と夫「新島襄(同志社大学設立者)」が暮した「新島襄旧邸(無料)」があります。

京都御苑:寺町御門内から外を見る

『清和院御門・せいわいんごもん』

駐車場があります。西は『中立売御門』、東は『清和院御門』に駐車場があります。
『清和院御門』の由来は、【清和天皇】が譲位後に「染殿井」の南側を御在所とした事に由来します。
バス停「府立医大」から近く、『京都迎賓館』や『仙洞御所』へ一番近い門であり、京都御苑東面、”寺町通り”沿いの出入口の中では一番人の出入りが多い門です。

門を入り真っすぐ突き抜けると、『御所』の正門『建礼門』の前を通り『蛤御門』へと抜ける事が出来ます。
「河原町通り」から「烏丸通り」への抜け道として利用する市民の方も多いですよ。

門を出ると左(北)側は”京の三名水”で有名な”染井”や”萩”で有名な『梨木神社』、【紫式部】邸宅跡『蘆山寺』、真っすぐ進めば「河原町通り」に市バス「府立医大前」バス停、「府立文か芸術会館」があります。
そして正面景色の突き当りには「大」の字が、「五山の送り火」の「大文字」如意ヶ岳が見えます。


『石薬師御門・いしやくしごもん』

『石薬師御門』の由来は、昔この地にあった『真如堂』に祀られていた[石薬師]に由来します。現在『真如堂』は”神楽岡”に移っていますが、この辺りには「真如堂前町」や「真如堂突抜町」と言う町名として残っています。

 京都御苑:石薬師御門
京都御苑:石薬師御門

「大久保利通邸跡」や白みそで有名な「しま村」が近いですよ。
※「しま村」はお店に見えませんが、普通に販売してくださいます。スーパーなどでは手に入りにくいので、近くへお越しの際は是非おもとめくださいね~

西面(烏丸通)を南(丸太町通)から北(今出川通)へ

『椹木口・さわらぎぐち』

市営地下鉄「丸太町駅」から一番近い出入口です。

京都御苑:椹木口
椹木口
秋にはいちょうが見事に色づきます。

正面には『宗像神社』『花山稲荷大明神』が鎮座します。
京都御苑内:宗像神社
宗像神社
外側正面には「椹木町通」が伸びています。
ずーっとずーっと進んで行くと「入山豆腐店」や「佐々木酒造」がありますよ~💖あくまでずーっとずーっと進んでいけばです。が・・・自転車なら何てことありません!


『下立売御門・しもだちうりごもん』

「立売・たちうり」とは”露店”店を構えないお店の事で、昔御所に向かう道筋に「立売」が多く並んでいた通りがあり、『下立売』はその一つです。
そして『下立売御門』は「下立売通り」へと続く門です。(ちょっとずれていますが)

京都御苑:下立売御門
京都御苑:下立売御門
『下立売御門』を入ると左側は”出水の広場”や”出水の小川”があります。

京都御苑:下立売御門から中を見る
京都御苑:下立売御門から中を見る
『下立売御門』を出ると左(南)が「おかきの播磨屋」右(北)に【菅原道真】公の生誕の地と言われる『菅原院天満宮社』が鎮座します。
少し北側に「下立売通り」が通っており、『京都府庁正門』へと続きます。
京都御苑:下立売御門から外を見る


    『出水口・でみずぐち』

    「出水通り」へとつながる出入口です。

    入って右側に「出水の小川」があります。2月初旬には綺麗な黄色い「蠟梅・ろうばい」(梅では無い)を見る事ができます。小川では子供たちが遊ぶ姿にほっこり。

    左側(北)には”梅林”まっすぐ進むと『白雲神社』があります。

    京都御苑:出水口
    京都御苑:出水口
    外側は、少し左(南側)にパレスサイドホテルがあります
    出水口近く:パレスサイドホテル
    パレスサイドホテル 



    『蛤御門・はまぐりごもん/正式名称:新在家御門・しんざいけごもん』

    一番有名な門。開かずの門が、火事の時に火にあぶられて開いたことから「蛤」のようだと、こう呼ばれるようになりました。
    「禁門の変(蛤御門の変)」ではこの辺りが一番の激戦地だったこともあり、で、記念写真をとったり、門柱に残る弾痕を探す人も多いのがこちらの門です。

    京都御苑:蛤御門


    蛤御門:門柱横の木戸が開いているのはなぜ???
    蛤御門:門柱横の木戸が開いているのはなぜ???
    『蛤御門』より中を見ると自転車の”わだち”が『御所』の『建礼門院』の前を通り『清和門院』へと続いています。正面に見える山は五山の送り火で有名な『大文字山(如意ケ嶽)』。
    京都御苑:蛤御門
    京都御苑:蛤御門より中を見る
    『蛤御門』の正面は「京都ガーデンホテル」の南側は「護王神社」、北側は「KBS京都」でござります。
    「ブライトンホテル」「澤井醤油」へは「KBS京都」北側「上長者町通」からか、「中立売通り」からが便利です。


    『中立売御門・なかだちうりごもん』

    『中立売御門』は「中立売通り」へとつながる門であり、「駐車場」の門でもあります。
    西は『中立売御門』、東は『清和院御門』に駐車場があります。
    京都御苑:中立売御門
    京都御苑:中立売御門
    いつも係の人が烏丸通の所に立って誘導してくれています。

    京都御苑:中立売御門の中から外を見る
    『中立売御門』から中を見ると、地面は車が通りやすいようにアスファルトになっており、駐車場へ誘導する矢印、正面には『御所』の築地塀が見えます。
    京都御苑『中立売御門』から中を見る
    門を入り右側には「中立売休憩所」があります。おしゃれです。
    「中立売休憩所」の正面は『御所』入口です。

    京都御苑:『中立売御門』入って左側に「中立売休憩所」
    正面の細い道は「中立売通)」レンガ敷の通りです。
    少し左(南)には「京都平安ホテル」が、少し右(北)に「金剛能楽堂」、その北側「一条通り」には「とらや」、通りを進むと「虎屋菓寮」「本田味噌」がありますよ。

    『乾御門・いぬいごもん』

    御所から見て”乾(北西)”の方角にある門だから『乾御門』市営地下鉄「今出川駅」、市バス「烏丸今出川」への出入口。

    幕末「禁門の変」では「薩摩藩」が『乾御門』を守っていましたよ。

    『乾御門』入って左・北側のエリアには「児童公園」があります。
    右・南側のエリアには『御所』「宮内庁京都事務所」「縣井・あがたい」があります。

    京都御苑:乾御門
    京都御苑:乾御門

    自転車の”わだち”が『乾御門』から『御所』の北面を通り『石薬師御門・いしやくしごもん』へと続いています。

    京都御苑:乾御門から中を見る
    乾御門から中を見る

    市営地下鉄烏丸線「今出川」駅へはこちら、もしくは『今出川口』からが便利です。

    京都御苑:「乾御門」内から外を見る
    乾御門から外を見た
     

    南面(丸太町通)を西(烏丸通)から東(寺町通)へ


    『間ノ町口・あいのまちぐち』

    市バス「烏丸丸太町」へはこちらから。交番へもこの出入口が便利ですよ。

    入ってすぐ左(西)側には『閑院宮邸跡』があります。無料で”庭園”が開放されています。京都御苑の自然と歴史についての展示も行われています。

    入って右(東)側には「九條池」と「拾翠亭(参観100円・貸出も行っている)」、京都三珍鳥居の一つ”唐破風鳥居”で有名な「厳島神社」があります。

    京都御苑:間ノ間口
    京都御苑「間ノ間口」

    『堺町御門』

    「正門」になります。
    『葵祭』や『時代祭』の行列の通る門です。

    門の右側にある家のようなものは、『堺町御門』に付属する「堺町門番所」です。

    入って左(西)へ道なりに進むと正面に『建礼門』を見る事ができます。
    迫力あります! 2019特別公開では30年ぶりに開きます!

    堺町御門

    『富小路口・とみのこうじぐち』

    市バス「裁判所前」へ

    京都御苑:富小路口

    入って右側に「富小路広場」「ゲートボール場」「トンボ池」「テニスコート」「富小路休憩所」。




    北面(今出川通)を西(烏丸通)から東(寺町通)へ

    『今出川御門』

    『相国寺』へと続く門です。

    京都御苑:今出川御門
    京都御苑:今出川御門

      『今出川口』

      入って左(東)側には「今出川広場」があります。
      京都御苑:今出川口
      今出川口
      バスの駐車場出入口でもあります。


      正面は「同志社女子大学」です。



      西行き(烏丸通、堀川通、千本通、西大路通 方面)市バス「同志社前」バス停に近い出口です。
      東行き(河原町通、東大路通、鴨川方面)のバス停は『今出川御門』が近いです。

      京阪「出町柳」へはこちらの出口か、『石薬師御門』が便利です。


      以上、「9ヶ所の御門と5ヶ所切通し」でした。

      門の写真を並べてみると、私の目にはどこがどこやら、そっくり同じ門に見えるものがたくさんありました。門構えだけで「御門」の名前が言える人っているのかな・・・
      などと思ったりしましたが、14か所も出入口があったとは、全く気付がついていませんでした。

      ”ぼーっ”と生きてる”おばちゃりだー”でありました😅


      環境省『京都御苑』
      京都市上京区京都御苑3
      環境省京都御苑管理事務所
      075-211-6348

      一般財団法人国民公園協会『京都御苑』
      京都市上京区京都御苑3
      075-211-6364

      宮内庁『京都御所』『仙洞御所(大宮御所含む)』
      京都市上京区京都御苑 宮内庁京都事務所  
      075-211-1215

      内閣府『京都迎賓館』
      京都市上京区京都御苑23
      075-223-2205

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