今回の給水ポイントは、京都御苑のすぐ近く、
ありがたーく頂きましょう。
『梨木神社』の「手水舎(チョウズヤ・テミズヤ)」です。
『京の三名水』の一つ『染井(ソメイ)』のお水でございます。ありがたーく頂きましょう。
“浄財”をお賽銭箱に納めるのをお忘れなく(目安5リットル100円)。
ちなみに”おばちゃりだー”は水筒分(500ml)10円をいつも納めています。
■『梨木神社』の場所はどこ
『梨木神社』は京都御苑の東隣に在ります。
「清和院御門」前の北側に位置します。
鳥居がありますのですぐにわかりますが「鳥居をくぐってお参りに・・・」って、くぐれません鳥居の中にはどーんとマンションが建っています。ひぇ~
しかし安心して下さい。
マンションの西側面が参道になっています。
こちらから進んでいただけますよ。
もう一つダイレクトに「手水舎(チョウズヤ・テミズヤ)」へ行くことができる道があります。
「清和院御門」を塀沿いに”北”に進んで下さい。
脇から『梨木神社』の「手水舎(チョウズヤ・テミズヤ)」をダイレクトに目指すことができます。
入りぐちは『染井』の水を汲む人の出入りや自転車や単車が停まっていることも多いのですぐにわかります。
もし人がいなければ写真を参考にして下さい。
■『梨木神社』の『染井(ソメイ)』の水はどんな水
地下10mの水脈の水で“甘くておいしいく茶の湯にも適す”と言われ、
「醒ヶ井(サメガイ)」「県井(アガタイ)」とともに『京の三名水』の一つです。
その中でも、平安の時代から千年以上、今まで一度も涸れることなく存在するのはこの『染井』だけなのです
あ気づいた方もいらっしゃると思うのですがそうなのです『梨木神社』より『染井』の方が古いのです。
そんな素晴らしい『染井』を保存しようと「染井会」と言う会が発足され、現在は月に一度の清掃(誰でも参加可・日程は井戸の上に案内板が出ます)や「月釜(お茶席)」等が行われています。
『梨木神社』は恋愛成就や学問・文芸の神様で、境内には「雨月物語」の著者【上田秋成・ウエダアキナリ】、ノーベル賞受賞者【湯川秀樹】博士の”歌碑”が建立されています。
【上田秋成】
ふみよめば 絵を巻きみれば かにかくに 昔の人のしのばるるかな
ふみよめば 絵を巻きみれば かにかくに 昔の人のしのばるるかな
【湯川秀樹】
千年の 昔の園も かくやありし 木の下かげに 乱れさく萩
千年の 昔の園も かくやありし 木の下かげに 乱れさく萩
■『梨木神社』の事を少し
歌にもあるように『梨木神社』は
“萩”の花で有名な神社で「萩の宮」とも呼ばれています。
“萩”の花で有名な神社で「萩の宮」とも呼ばれています。
9月の『萩まつり』には境内の“萩”は“ふさふさ”で美しい紫の花をさかせます。
『萩まつり』は9月の敬老の日とそのあとの週末に行われることが多く、見学は無料。抹茶席も設けられ、行事は日によって句会や弓術、狂言、舞、琴、尺八神楽、などの奉納が行われます。
『京都御苑』に来られる際は是非『梨木神社』や『蘆山寺』へも足をのばしてみて下さい。
『梨木神社』
6:00~17:00(授与所9:00~)
〒602-0844
京都市上京区寺町通広小路上ル/075-211-0885
ご祭神:
【三條實萬・さんじょう さねつむ】父
【三條實美・さんじょう さねとみ】息子
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