2018年10月16日火曜日

京都の『東西南北』、『上ル(アガル)・下ル(サガル)』『西入ル(ニシイル)・東入ル(ヒガシイル)』


京都の住所はいし、地名はしくて読めない
道を尋ねて「あがる」「さがる」だ、「にしいる」「ひがしいる」だと当たり前のように言われても「わかんない」 ですよね、

しかし、ここを乗り越えるといきなり京都は開けてくるんです
頭の中に地図が出来て今自分の居るところがわかって俯瞰して自分の歩いた経路も行く道も見えてきます。観光地が繋がり、地名や通りの名前に興味が沸いたりと何倍も京都歩きが楽しくなります
それに京都は"碁盤の目"ですからね、東西南北通りの名前を覚えればばっちりです。

、"碁盤の目"って言うけど真っ直ぐではない所もあるって?
確かに、”カクっ”てずれる箇所あります。これは
幕末の頃、戦をする時に道が真っ直ぐだと見通しが良すぎてすぐに相手に動きがわかってしまうので、視覚をさえぎる為にわざとずらしたと聞いた事があります。ただし、本当かどうかの確認はとれていません、、、もし間違っていたらごめんなさい。

では、通りの名前の前に東西南北から~

東西南北『四神相応(シジンソウオウ)と合わせて覚えます。
『四神相応とは、
『四神』が四方を司る『神(霊獣)』。『青龍・セイリュウ』『白虎・ビャッコ』『朱雀・スザク(鳳凰とは違うが鳳凰の様な鳥形で描かれるこれがとの多い神獣)』『玄武・ゲンブ(亀に蛇が巻き付いた姿で描かれることが多い架空の神獣)』。そして『四神』が存在するに相応しい地相が『四神相応の地なのです。【桓武天皇】『四神相応の地に『平安京』を開かれました。

「大川:鴨川」に・セイリュウ』色は“
西「大道:山陰道」に・ビャッコ』色は“
「大池:巨椋池(オグライケ)」『朱雀・スザク』色は“
 (昭和16年干拓。現在は京都競馬場の中に一部が池として残るのみ)
「大岩:船岡山」に玄武・ゲンブ』色は“

これら『四神』とその対象物を“絵”にして“色付”で頭の中の“地図”に配置してね。

配置できたら、
次は自分の居る場所から『東西南北』がわかるようになりましょう💜💜


自然から『東西南北』を把握しよう

太陽を見よう
季節により少しずれますが、『東西』太陽の位置で把握できます。
正午前後は厳しいですけどね

太陽がのぼって来た方角が『東』。午前中に太陽がある側。
太陽が沈んで行く方角が『西』。午後に太陽がある側。


を見よう

京都の
『東』には『東山三十六峰』と言う、南北12キロに及ぶなが~いなだらか~な山並みが連なっています。余談ですが『東山三十六峰』を望むたび「布団着て寝たるすがたや東山」服部嵐雪は”言い得て妙”な句だな~と思わずうなずいてしまいます。『東山三十六峰』は、ざっくり『鴨川』と平行しており、京都の『東』『南北』に連らなる山並みなのです。この山の連なりの中には『五山の送り火』「大」の字と「妙・法」の文字もみる事ができます。
そして『東山三十六峰』の麓には南から『東福寺』『泉涌寺・センニュウジ』『清水寺』『高台寺』『八坂神社』『円山公園』『知恩院』『青蓮院』『平安神宮』『南禅寺』『永観堂』『真如堂』『哲学の道』『銀閣寺』『詩仙堂』『曼殊院』『修学院離宮』・・・がございます。はい。『東山三十六峰』は『東』、『東山三十六峰』の山並みで『五山の送り火』「大」の字と「妙・法」の字では「大」の字が『南』側と「妙・法」の字が『北』側なのです。ちなみに『五山の送り火』「舟形」は『北』です。


を見よう
これは簡単。京都の町は実は『北』にむかってになっています。
通りによって急な坂になっている通りもなだらかな通りもありますが、い方が『南』い方が『北』です。これは簡単ですね

因みに”京都駅前”と”北大路駅”あたりでは約40mの標高差があるんです💦

 「上ル・アガル」「下ル・サガル」「西入ル・ニシイル」「東入ル・ヒガシイル」を使えるようになろう

「上ル・アガル」=北へ
「下ル・サガル」=南へ
「西入ル・ニシイル」=西へ
「東入ル・ヒガシイル」=東へ
ま、これは慣れです。『東西南北』さえわかればダイジョブだ😄

ふふふこれで『東西南北』も「上ル・アガル」「下ル・サガル」「西入ル・ニシイル」「東入ル・ヒガシイル」もばっちりですね

では『東西南北』がわかったら、是非京都の町を一望して確認してみて下さい
京都の町を一望できるスポットとしてはJR京都駅 空中経路か屋上』『京都タワー展望台』将軍塚』『大文字山がお薦めですよ

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