2018年12月30日日曜日

『おけら詣り(をけら詣り)』│『八坂神社』『北野天満宮』

京都の大晦日~正月は「おけら詣り」


おけら(をけら)詣りって聞いた事、見た事ありますか?



”おばちゃりだー”は京都でしか聞いた事、見た事がありませんダ😲

大晦日の夜から元旦の朝にかけて、が点いたわら縄をくるくるくると回しながら歩いている人達がたくさんいるのです。それも老若男女を問わずですだ。

📗「おけら(をけら)詣りって


大晦日の夜から元旦の朝にかけて、
人々は火(おけら火)のついた縄を 火が消えないように持ち帰り、神棚のろうそくに火を移したり、お雑煮をはじめ、お正月にいただく料理に使います。

お正月に、この火で作られたお料理をいただくと、一年を「無病息災」で過ごす事ができると言われています。

また、燃え残った火縄は「火伏のお守り」としてそのまま台所にお祀りするそうです。



📗「おけら(をけら)詣りどこで見られるの


おけら(をけら)詣りが行われているのは、
『八坂神社』『北野天満宮』です。
そこから火縄を持って帰ると考えると・・・
近くの方でないといけませんよね、


そうすると、やはり『八坂神社』周辺や『北野天満宮』周辺になるかと思います。

が点き、縄の先っちょがくなったわら縄を くるくるくると回しながら歩いているその様子は、お正月を京都で過ごす皆様には、是非ご覧頂きたい京都の風景の一つです。

※火はテンション上がりますので、つい欲しくなりますが、火縄を持っての電車やバスへの乗車はできません💧のでご注意ください。


『八坂神社』のおけら(をけら)詣り

『八坂神社』のおけら(をけら)火は、”火きり臼”と”火きり杵”で切り出された御神火を大晦日の「除夜祭」のあと、境内に3か所ある吊るし灯籠移し、奉納されたをけら木を朝までくべ続けます。ここから”吉兆縄”に火を移し持帰ります。


『北野天満宮』のおけら(をけら)詣り

『北野天満宮』のおけら(をけら)火は、『北野天満宮』の摂社、”雷電・火難・五穀の守護”『火之御子社(ヒノミコシャ)』で火打ち石から新しい火を切り出し「鑽火祭(キリビサイ)」を行った浄火から、火を移します。


<↓北野天満宮のおけら火>

『北野天満宮』の場合は、もとめたわら縄を本殿前のかがり火横にいるヘルメットを被ったお兄さんに渡し火を移してもらいます。

をけら詣りの火をもらう
このかがり火から縄へ火を移します
火を移してもらったばかりの時は↓のように炎が出ています。
縄へ火を移したところ
縄へ火を移したところ
炎を鎮め、蚊取り線香の火のようにして、その火を消さぬよう、まわりに迷惑がかからなうよう細心の注意を払い”くるくるくる”と火縄を回し続けて自宅へむかいます。
”寄道厳禁”です・・・大体火縄を頂いたあとに”寄道厳禁”思い出すんですよね、、、

こんな人たちをみかけたらおけら(をけら)詣り思い出してください💖


0 件のコメント:

コメントを投稿

ありがとうございます!