2018年12月28日金曜日

『京都の穴場編』東山36峰麓のライン『圓光寺・エンコウジ』

以外と知られていない『瑞巌山 圓光寺・エンコウジ💜 』
臨済宗南禅寺派の寺。

圓光寺・エンコウジ 枯山水
平成の枯山水 奔龍庭

京都観光を観光する時の悩みと言えば、観光したい所があり過ぎると言うことではないでしょうか。身体は一つ、時間は有限、お財布はそれなりに・・・どうしても見る場所は絞られる事になります。

それに一つの地域で一か所の観光では時間的にもったいない。

で、今回は「東山36峰麓のライン」から、『詩仙堂・シセンドウ』『曼殊院・マンシュイン』の間に位置する
『瑞巌山 圓光寺・エンコウジ💜 』をご紹介いたしま~す。



こちらのお寺は1601慶長6【徳川家康】開基、【三要元佶・さんようげんきつ/閑室元佶・かんしつげんきつ】を開山に伏見に建立された寺で学校でした。
本尊は【運慶 作】と伝わる「千手観音」。
相国寺山内を経て、1667寛文7現在の地に在ります。

まだまだ平日であればゆったりお参りできる”穴場”で、
2018年7月の下旬に訪れた時は、私たち以外は数組のお参りの方のみでした。

庭々は美しいばかり。
春は桜、秋は紅葉、そして竹林。
本堂からも講堂からも、眺められ、散策することも可能です。

(写真は2018年7月の下旬に訪れた時のものです。)

「応挙竹林」は【円山応挙・まるやまおうきょ】が好んで歩いた庭。【応挙】はこの竹林を「雨竹風竹図」として描き残しています。
圓光寺・エンコウジ 竹林
応挙竹林

圓光寺・エンコウジ かわいいお地蔵さん
かわいいお地蔵さん

圓光寺・エンコウジ
もみぢもたくさん


美しい庭は、講堂からも本堂からも眺める事ができます。
圓光寺・エンコウジ いつまでも眺められる庭
いつまでも眺められる

入った所〈枯山水 奔龍庭〉
圓光寺 枯山水 奔龍庭
平成の枯山水 奔龍庭

中門の中〈土牛之庭〉水琴窟や栖龍池のある庭
近世初期の池泉回遊式庭園で「十牛図」を題材にしている。
圓光寺 水琴窟
水琴窟:圓光寺型



圓光寺 栖龍池
栖龍池

座禅会:暁天座禅、作務、法話
志納金:初回のみ1,000円
日曜日 AM6:00~8:00 初心者は15分前に集合
個人申込み:前日17:00迄に電話予約要 
連絡先:075-781-8025(9:00~17:00)
圓光寺:座禅を組む所
座禅を組む所
写真にはありませんが、

本堂奥には【岩倉具視】がつくった茶室「待月庵」、
庭の小高いところには「東照宮」と【徳川家康】公のお墓(歯が収められている)があります。
珍しいものでは、書籍(伏見版とも圓光寺版とも)印刷に使用された「木製活字五万個(重要文化財)」も現存しているお寺です。

その他重要文化財としては「開山 元佶禅師像」「応挙作 竹林図屏風六曲」が収められています。

「花の生涯のヒロイン」【村山たか女】の墓もありますよ。


町中とは違う時間の流れを感じて下さいませ。💕


<東山36峰麓ライン>

『秋の京都は紅葉だらけ』―東山36峰麓のラインー『修学院離宮』

『秋の京都は紅葉だらけ』―東山36峰麓のライン-『日向大神宮』

『秋の京都は紅葉だらけ』ー東山36峰麓のライン-『粟田神社』

『秋の京都は紅葉だらけ』ー東山36峰麓のライン-『今熊野観音寺』


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