『北野天満宮』│と言えば「梅・牛・もみじ」・・・”梅”の巻

『北野天満宮』”梅”の巻

『北野天満宮』は全国約１万２千社の天満宮、天神社の総本社です。通称は『天神さん』。【管原道真】公をお祀りし『学問の神様』として修学旅行生にははずせない神社となっています。

“梅”“牛”“もみじ”で知られた神社で、【管原道真】公の月命日毎月２５日（誕生日6/25、命日が2/25日）には「天神さん」「天神市」と呼ばれる縁日が開かれます。縁日が終わる夕刻になると神若会北野天神太鼓会による縁日奉納があり、その後太鼓を体験することもでき、ＹＯＵでいっぱいです。

■『北野天満宮』と”梅”

そして“梅”と言えば『北野天満宮』のご神紋は「星梅鉢紋（ほしうめばちもん）」。境内には約50品種・1500本の“梅”が植えられいます。

「星梅鉢紋（ほしうめばちもん）」

■【管原道真】公と『北野天満宮』

【管原道真】公が大宰府に流される時に詠んだ

「東風（こち）吹かば　匂い起こせよ　梅の花　主なしとて　春を忘るな」（拾遺和歌集）や

“梅”の木が、【管原道真】公が恋しく一夜にして大宰府の屋敷の庭へ飛んで行ったと言う『飛梅伝説』は有名ですよね。

本殿に向かって左側のご神木「紅和魂梅（ﾍﾞﾆﾜｺﾝﾊﾞｲ）」にこの「飛梅伝説」を伝えています。

実はこの『飛梅伝説』、あまり知られていないのですが”桜”と”松”の話もあるのです。

”桜”は【管原道真】公が大宰府へ流されたあと、あまりの悲しさに枯れてしまったと言うお話。

そして“松”は“梅”と同様大宰府へ向けて飛びたったのですが、途中で力尽き現在の兵庫県の須磨あたりに根をおろしたと言う話。

いずれも【管原道真】公のお人柄が偲ばれる話ですね。

■『北野天満宮』の『梅花祭（ﾊﾞｲｶｻｲ）』や『梅しごと』

『北野天満宮』では年が明けると、早咲きの“梅”が咲き始め梅苑の公開もはじまります。 “梅”の花が満開となる頃 境内は“梅”の香りに包まれます。

【管原道真】公の命日2月25日には900年も前から『梅花祭（ﾊﾞｲｶｻｲ）』が行われ、同日に行われる「梅花祭野点大茶湯（ﾊﾞｲｶｻｲﾉﾀﾞﾃｵｵﾁｬﾉﾕ）」では上七軒の芸妓さん舞妓さんにお茶をたてて頂けます。想像するだけで心浮き立ちますね💗

『北野天満宮』の“梅”と言えば、

６月頃に巫女さんが境内の“梅”を収獲する姿が、
７月から８月にかけては本殿の前で土用干しの “梅”を見ることができます。この“梅”達は年末の「大福梅(ｵｵﾌｸｳﾒ)※」となり授与されます。
正月の授与品には招福の“梅”の枝「思いのまま」※もありますね。

※「大福梅（ｵｵﾌｸｳﾒ）」は元旦の朝、初茶としてお茶や白湯に入れて飲むと「無病息災」等のご利益が頂けると言われています。“おばチャリダー”の年中行事の一つに「年末に “ちゃりちゃり”「大福梅」をゲットしお友達に送る。」があり、お気に入りの行事となっています。常に授与品に梅干しはありますが、境内の梅の実を使用したものはこれだけです。なので数量限定です！

※招福の“梅”の枝「思いのまま」　花が咲くことで春の訪れや、幸せの訪れを呼込むと言われ、「災難厄除」「合格祈願」「芸事成就」等のご利益が頂けると言われています。※境内で育った梅の枝ですので、数量限定です。

■『北野天満宮』へのアクセス

 京都市上京区馬喰町／075-461-0005

開閉門時間：　4月～9月　5:00～18:00／10月～3月　5:30～17:30
＊ライトアップ期間や正月等は開閉門の時間がかわりますのでご確認下さいね。

市バス「北野天満宮」すぐ
JR円町駅徒歩約25分
京福電車（嵐電）白梅町駅：徒歩5分

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京都の節分④ー『平安神宮』の節分祭

２月３日（日）は”節分”です。

『平安神宮』の節分祭へ行って来ました💗

京都中の寺社仏閣で「節分祭」が行われており、
人々は自分の詣りたい寺社に向かい行き交っていました。

”おばちゃりだー”はと言うと今年は『平安神宮』へ、
『吉田神宮』へは数日前にお詣りに行き、「抽選券付　福豆」を既にGET'S済み。
今日は”鬼さん”を間近で見ることができる『平安神宮』へと行ってまいりました。

■『平安神宮』の本日の行事予定は、

 9:30~「節分祭」にはじまり

12:00~　”大蔵流”や”茂山社中”による「奉納狂言」（無料）

14:00~　平安時代の行事を再現した「大儺之儀」が行われます。

15:00~　「鬼の舞」→「豆まき」→「大火焚(ｵｵﾋﾀｷ)神事」

■『平安神宮』「鬼の舞」「豆まき」「大火焚(ｵｵﾋﾀｷ)神事」

え～と、今回は15:00～「鬼の舞」から、なぜならば”おばちゃりだー”が『平安神宮』についたのは14:40くらいだったのです　トホホ

『平安神宮』に到着すると、
境内「應天門」から「大極殿」までの間を運動会のトラックのように縄が張られています。

『平安神宮』境内より「應天門」を見た所

雨が降ってきたなあと思っていたら、15:00からの「鬼の舞」が間もなく始まるとアナウンスが、

「大儺之儀」でほとんどの鬼は祓われましたが、15:00残った”鬼”が「應天門」から境内に！

うううわぁぁ～
ロープの中を”鬼”が暴れ始めました～

『平安神宮』鬼が～

『平安神宮』鬼が少し近づいて来た～

”鬼”は茂山社中の方々化けているのですが、

ロープの際までやって来てくれます。

『平安神宮』鬼！チカ！

「應天門」から入った”鬼”は「龍尾壇」へ上がり、「大極殿」の前で「鬼の舞」を踊ります👿

「鬼の舞」も終わると、”鬼”をやっつける人が現れます💦

『平安神宮』鬼たち

『平安神宮』鬼をやっつける人が登場！

『平安神宮』鬼を豆で追い詰める～

”鬼”は”豆”で元来た「應天門」へと追われ戻され、やがて「應天門」の外へと祓われて行きました~😆


さて”鬼”がいなくなると、今度は「豆まき」です。

”大極殿”前で、「”豆まき”を行う為ロープを外しますが、決して走らないでね。”豆”は十分にあります。」というような内容のアナウンスが入りました💦

”おばちゃりだー”小走りで”大極殿”前へDASH！
”おばちゃりだー”は４～７列目くらいに陣取りました👍

”豆まき”がはじまり、”豆”は”おばちゃりだー”の少し前に落下する事が多く～😂

福豆を頂きやすいのは１～３列目くらいでしょうか、

遠くまで豆を飛ばせる方は少なくー💧

”おばちゃりだー”の所までなかなか届きません

”福豆”をもとめ、人々は前へ前へとギューギュー詰めに💦

必死で豆を追っていて、気が付くと何とか２つ掴み取る事ができており、退散💨

除災招福の祈祷をおさめた福豆です💗ありがたや～💓

思えば結構たくさんの福豆を配られていたと思います、、、

『平安神宮』福豆

「福豆」を見てみると、「豆政」さんの国内産”豆”と書かれていました。

確か『吉田神社』の福豆も「豆政」さんでした。

さて、「大極殿」での「豆まき」が終わると、

「大火焚神事」
”火焚串（ﾋﾀｷｸﾞｼ）”約４万本が浄火で焚き上げられます🔥

『平安神宮』「大火焚神事」

もうもう煙を眺めていると、厄が祓われて行くような気持ちになりました~💚
と、悠長な気持ちに浸ってはいられません💧
雨が本降りになってきました💨💨💨

■『平安神宮』へのアクセス

〒606-8341京都市左京区岡崎西天王町97
075-761-0221　

地下鉄「東山駅」徒歩10分

市バス「京都会館美術館前」徒歩約8分

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「節分」とは、

２月３日のみならず、

立春・立夏・立秋・立冬の前の日もすべて「節分」。

読んで字のごとく「季節を分ける」日なのです。

しかし、２月３日は特別なのです。

なぜならば、

旧暦で”立春”は「新年」、

”立春”前日の「節分」は「大晦日」なのです。

なので「節分」にはどこの寺社でも

行事が行われるのでした～💗

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👿『蘆山寺／追儺式　鬼法楽』

『蘆山寺』は紫式部が「源氏物語」を執筆した寺であり、『萩の寺』としても有名です。

蘆山寺「節分会」のちらし

節分行事は、

２月３日

15:00~　赤・青・黒の鬼による「鬼おどり（鬼法楽）」が、

16:00~「豆まき」、その後「鬼のお加持」が行われます。

蓬莱豆は紅白の豆で、紅白一粒づつ食べると寿命が延び、福餅を食べると開運出世するといわれています。

『蘆山寺』

602-0852 

京都市上京区寺町通広小路上る北之辺町３９７

075-231-0355

御所の西側、「寺町通り」に面しています。

京都御苑の『清和院御門』からすぐです。

『清和院御門』横『梨木神社 』の「寺町通り」を挟んで向かい側です。

「府立医大病院前」下車　京都御苑「清書門」へ向かい寺町通りを北へ

 京阪電車「出町柳駅」下車徒歩15分

　　市営地下鉄烏丸線「今出川駅」徒歩15分徒歩15分

👿『千本ゑんま堂（引接寺）／節分会』

本尊に【閻魔法王】をお祀りするお寺で、"京都三大狂言"の一つで唯一セリフのある狂言「ゑんま堂念仏狂言」で有名なお寺。

２月２、３日の「節分会」では

「厄除けこんにゃく煮き」（400円）や「金上りだるま」（400円）の授与があります。

１９時からは「念仏狂言奉納」その後、「豆まき式」が行われます。『千本ゑんま堂』の豆まき式ではなぜか「福はうち、鬼もうち」とかけ声がかけられます。

１８時くらいから念仏狂言の整理券が配られます（確認してね）。指定席ではありませんので、時間早めに行きましょう。

『千本ゑんま堂』

京都市上京区千本通蘆山寺上ル 閻魔前町34番地

市バス「千本鞍馬口」もしくは「乾隆校前」下車、徒歩すぐ

👿『千本釈迦堂／おかめ福節分会』

『千本釈迦堂』は、『おかめ(阿亀物語)』や京都の市街地で現存する最古（安貞元1227）の木造建築物である『本堂：国宝』で知られるお寺です。

２月３日は１４:３０か１５:００くらいからでしょうか、いろいろな行事が行われます。

”おかめさん”の衣装をつけた人々が「お加持」を受け、

茂山社中による「おかめ福節分」の狂言の奉納が行われ、

上七軒のお姉さん達の「舞の奉納」や、「木遣り」が行われることも、あ、もちろん「豆まき」も行われます。

『千本ゑんま堂』や『北野天満宮』『釘抜地蔵』等も近くにありますよ～

千本釈迦堂 大報恩寺
602-8319 京都市上京区七本松通今出川上ル
075-461-5973

市バス「上七軒」徒歩約４分

※「上七軒」のバス停は「北野天満宮」の隣のバス停です。

市バス「上立売」下車、徒歩約５分

目印は「西陣病院」です。「西陣病院」の南側にあります。

👿『松尾大社／節分祭』

『松尾大社』は、平安以前よりの古社で、平安遷都後は賀茂社（上賀茂・下鴨神社）とともに”王城鎮護の神”として「松尾の猛霊」と崇められているお社です。

”酒の神”であり、境内に並ぶ酒樽が信仰の篤さを物語ります。霊泉「亀の井」の水は醸造の際に混ぜると酒が腐らないと言われています。

また、【重森三玲】作庭の庭も見る事ができます。

節分には

10:00~『岩見神楽奉納』や

（島根県益田市の方による『岩見神楽奉納』が行われます。素戔嗚尊（スサノヲノミコト）が八岐大蛇（ヤマタノオロチ）を退治するお話です。）

13:30~『福豆まき』、

14:15と15:30~『鳴弦（ﾒｲｹﾞﾝ）破魔弓神事』、

（宮司さんが弦を３回引いて、「松尾の神に祈らむ梓弓　弦の音きけば悪魔退く」と、和歌を唱え疫鬼退散の神事）

その後『四方奉射神事』、（宮司さんが拝殿の四方より鏑矢を引く神事）『福豆まき』が行われます

　

福引券つき『幸運の福豆（３００円）』授与（２月1日～）等も行われます。

『松尾大社』

616-0024 京都府京都市西京区嵐山宮町３

075-871-5016

市バス「松尾大社前」徒歩5分

阪急「松尾大社駅」徒歩5分

👿『藤森神社／節分祭』

『藤森神社』は平安遷都以前からの古社であり、”勝運”と”馬”の神社として知られる神社です。

『藤森神社』の節分では

10:00頃~「節分祭」や「甘酒の無料接待（数量限定）」

18:00~
「太鼓、雅楽、舞楽」の奉納が、

20:00~　「追儺式」「豆まき(当たり付)」が行われます。
豆袋に印のあった方は景品と交換できます。

『藤森神社』

612-0864京都市伏見区深草鳥居崎町609

075-641-1045

京阪電車「墨染駅」徒歩約7分

JR藤森駅徒歩5分
市バス「藤森神社前」すぐ

👿世界遺産『天龍寺／節分会』

嵐山にある🌏世界遺産『天龍寺』

『天龍寺』では「大福豆撒き」（11：30頃・13:30頃・15:30頃）や「節分大茶会」、「甘酒無料接待（数量限定）」が行われます。

またこの日に授与される「福笹・絵馬授与（2,500円）」には空くじなし大福引券や大福豆も付いていますよ。

『天龍寺』

616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

075-881-1235

京福電車「嵐山駅」市バス・京都バス「嵐山天龍寺前」徒歩約1分

阪急電車「嵐山駅」徒歩約15分

　 JR「嵯峨嵐山駅」徒歩10分

👿『平安神宮／節分祭』

『平安神宮』では

 9:30~「節分祭」にはじまり

12:00~　”大蔵流”や”茂山社中”による「奉納狂言」（無料）や、

14:00~　平安時代の行事を再現した「大儺之儀」が行われます。

15:00~　「鬼の舞」では”鬼”は境内中を暴れまわります。”鬼”は茂山社中の方々化けており、見ごたえありです💕「大極殿」では「豆まき」も行われます。

その後「大火焚神事」で”火焚串”約４万本が浄火で焚き上げられます🔥

『平安神宮』

〒606-8341京都市左京区岡崎西天王町97
075-761-0221　

地下鉄「東山駅」徒歩10分

市バス「京都会館美術館前」徒歩約8分

👿『聖護院門跡／節分会』

『聖護院』と言えば、「聖護院大根」や「八つ橋発祥(西尾の八つ橋)」「修験道の寺」「山伏の寺」として知られるお寺💗

『聖護院』の「節分祭」は、

2日に堂内で行われる「柱源護摩」、そして不定期で鬼が境内内外を歩き回ります💨

3日は「甘酒接待（数量限定）」や、
13:00~　赤、青、黄の鬼が現れる「追儺式」や「豆まき」💙
15:00~　厄除開運「採燈(ｻｲﾄｳ)大護摩供」
18:00~　「御札焼き」が行われます👍


そして、
ご祈祷済カード型お守り入り福豆（志納料300円：数量限定）授与や、
両日[重要文化財　本尊　不動明王🔥]が公開されますのでおまいりの際はお見逃しのないように💚

『聖護院門跡』

606－8324京都市左京区聖護院中町15

075－771－1880

市バス「熊野神社前」徒歩約5分

京阪電鉄「神宮丸太町駅」徒歩約10分


京都では、この他の寺社仏閣でも色々な祭事が行われています。好きな寺社のホームページで確認して下さいね💗

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『北野天満宮』と言えば「梅・牛・もみじ」・・・”牛”の巻

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『天神堂』の”やきもち” ー『北野天満宮』の”もみじ”の後に

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『北野天満宮』で”大福梅(おおふくうめ)”GET！！