名庭『修学院離宮』
広々とした風のぬける離宮。”おばチャリダー”は、この山や田畑に囲まれた、素朴な離宮が大好きです。『修学院離宮』は【後水之尾上皇】が造られた山荘です。
江戸時代のはじめころ、【後水之尾天皇】が譲位後にお造りになられました。
【後水之尾天皇】が譲位した相手は、たった7歳の実の娘【興子内親王・オキコナイシンノウ】、即位後の【明正天皇】。
【徳川家康】の孫娘であり、
徳川2代将軍【徳川家忠】と【お江】の娘【徳川和子(東福門院)】と【後水之尾天皇】の間に生まれた子。
【後水之尾上皇】は、どのような思いで譲位され、その後この場所に離宮をお造りになったのでしょう・・・
『修学院離宮』の参観は無料です。
宮内庁管轄の『修学院離宮』、この11月から『桂離宮』は有料になりましたが、『修学院離宮』はまだ無料で見学ができるのです。
但し、ガイドツアーのみですので、定員があります。事前申込もしくは当日申込が必要です。”おばチャリダー”的感想では、当日申込で参観できる確率は高いと思います。が、”春”と”秋”は混みあうかもです・・・。
参観方法
■参観概要
年間を通し参観が行われています。
休止日は月(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/4)、行事等の支障のある日です。
参観条件としては、18歳以上であれば参観できます。赤ちゃんも含め18歳以下の場合は同伴があっっても参観できませんので、注意してください。
入場の際に身分証明書の確認もありますので、携帯が必要です。
参観はツアーガイド方式のみで1日5回(9:00、10:00、11:00、13:30、15:00)、1回約80分です。外国の方へは音声ガイドの貸出(無料:英語・中国語・フランス語・韓国語・スペイン語)が行われています。
参観には定員があり、申込方法は事前申込(郵送・インターネット・京都事務所窓口受付)と当日分のみ現地での参観受付があります。
■事前申込
各回50名。希望者が多い場合は抽選となります。
郵送・インターネット・京都事務所窓口での受付が可能ですが、申込時に同行者の住所(番地まで必要)・性別・年齢の情報が必要です。電話番号は申込者の電話番号がわかれば問題ありません。
当日入場時は全員が身分証明書の携帯が必要です。
↓宮内庁ページ:インターネット・郵送・窓口での申込方法の説明
http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/shugakuinrikyu.html↓宮内庁ページ:インターネットによる『修学院離宮』申込ページ
https://sankan.kunaicho.go.jp/register/month/5201https://sankan.kunaicho.go.jp/register/month/5201
※見学希望「月」をクリックし、定員空いている日程をクリック、次に受付可能日時(例:〇 9:00(3人))等を確認しクリックして進んで下さい。
■当日分の現地参観受付
現地での参観受付は当日の11:00頃から当日13:30、15:00、2回分の受付を行います。
定員は各回35名+事前申込の空き分です。先着順で整理券の配布が行われます。
先着順で13:30、15:00を選んで頂けます。申込は1人で4人分迄を申込むことができますので8人分を申込む場合は2人が受付に出向く必要があります。
また、受付時に、同行者の住所(番地まで必要)・性別・年齢が必要になります。電話番号は受付者の電話番号のみがわかれば問題ありません。
当日入場時は全員が身分証明書の携帯が必要です。
参観受付から参観時間までに空き時間が生じますのでご注意ください。
『修学院離宮』の近くには『赤山禅院』や『曼殊院』『詩仙堂』『圓光寺』等がございます。運がよければ『赤山禅院』で【大阿闍梨】によるお加持が受けられるかも。また『圓光寺』はまだまだ穴場だと思います。
宮内庁ページ:↓当日受付分の申込方法の説明
http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/shugakuinrikyu.html
■注意点
『修学院離宮』は最寄りの駅からも、バス停からも少し歩きます。それもきつくはありませんが坂道です。参観時間に遅れないように余裕をもってむ買って下さい。
『修学院離宮』内は坂や階段もある長い距離を歩きますので、歩ける恰好での参加が必須です。
ガイドして下さる方によって説明の内容は大きく違ってきます。待合室で流されているビデオや宮内庁HPのビデオは基本情報として先に見てから参観されることをおすすめします。
本当にガイドの方によって違うんですよ。なので、何度行っても楽しめます。
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<東山36峰麓ライン>
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