『岩屋寺・いわやじ(通称:大石寺)』
『大石神社』と『山科神社』の間にある尼寺です。
『大石神社』のご朱印場の横から『岩屋寺』へと山道がのびており近道です。
『岩屋寺』は”忠臣蔵”ゆかりの尼寺
『岩屋寺』と忠臣蔵
『岩屋寺』は【大石内蔵助】が、討入までの1年4カ月の間、隠棲していたことから
ゆかりが深く、12月14日の『山科義士祭り』では、【大石内蔵助】他数名が行列を代表し、本懐を遂げた報告、参拝に立ち寄ります。その為もあり『岩屋寺』には四十七士ゆかりの物が残されています。
・【大石内蔵助】の持念仏と伝わる木像立像の[秘仏 不動明王像(ご本尊)]
・四十七士の[位牌]
・【大石内蔵助】の[肖像画や手紙]、討ち入りの時に着た[鎖襦袢]
・【大石内蔵助】お手植えの”梅の木”
・【大石内蔵助】の家の古材で建てられた[茶室・可笑庵]
「可笑庵」と手前の木が「お手植えの梅の木」 |
12月14日 山科義士祭り
「山科義士まつり」では『毘沙門堂』から『大石神社』まで行列が練り歩きますが、その途中『岩屋寺』へは【大石内蔵助】他数名が行列を代表し、本懐を遂げた報告の為、参拝に立ち寄ります。
12月14日の境内の様子
🌟12月14日~1月28日まで[秘仏 不動明王像]が公開されます。
🌟”忠臣蔵”の講談が行われていました。
🌟”甘酒接待(無料)”が行われていました。湯飲みにたっぷりの甘酒を頂きました。
これは、もう絶対にいただくべし
なぜって、美味しいから💛
そして、”おばちゃりだー”のはじめておいしいと思った”甘酒”だから。
昨今”甘酒”が、スーパーフードとしてもてはやされており、
もちろんミーハーな”おばちゃりだー”も乗っかっていますが、
それでも今も、昔も、おばちゃりだーは”甘酒”を「おいしい」と思った事が無かったのです
が、『岩屋寺』の”甘酒”は「美味しかった~」
それは、大鍋で焚かれた、
涙が出るほど甘く、
皮ごとすり下ろされれた(おそらく)生姜は、隠し味などでは無く、
がっつりパンチを効かせた、
キョーレツな甘酒でした。
理屈ではなくおいしかったです。(あくまで個人的な感想です)
🌟”討入そば”なるものの屋台も
「討入そば 300円」は何が”討入”かわからないまま、なくなってしまいました。
ひとこと
『岩屋寺』の本堂は階段を上がった所にあり、
ふりむくと山科の街並みがゆるやかに広がっていました。
境内はしっとりとして、12月の14日だと言うのに、木にはもみじの葉がのこり、散ったもみじの赤とイチョウの黄色が描く境内は美しかったです。
『大石神社』『岩屋寺』『山科神社』と横1列に並んでいますので、
お参りに行かれる時は、併せてお参りされるのが良いかと思います。
基本情報
正式名称:神遊山金地院(しんゆうざんこんちいん)岩屋寺(いわやじ)
ご本尊:不動明王立像
曹洞宗 永平寺派
近畿36不動尊24番霊場
山科区西野山桜ノ馬場町96
075-581-4052
9:00~17:00
京阪バス「大石神社」徒歩約8分
※『大石神社』境内、御朱印場の左側から山道を行くと『岩谷寺』へと続く。
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