関西花の寺25ヶ寺の13番霊場
JR嵯峨野線「花園駅」のすぐ近く、丸太町通に面して静かに佇む『法金剛院』。
【待賢門院(藤原 璋子・ふじわらのたまこ/しょうし)】が再興した「花の寺」。約90種の見事な”蓮・はす”が咲くことから「蓮の寺」とも呼ばれる。
養父【白河法王】の孫【鳥羽天皇】の中宮にして【崇徳天皇】と【後白河天皇】の生母。【崇徳天皇】は【白河法王】との子と言われ・・・また、17歳年下の【西行】は【待賢門院】が忘れられず生涯を通して慕い続けたとか、
しかーし、流され続けたその激しい人生を この寺のどこにも私は感じる事が出来な無かった。_| ̄|○
ただ、穏やかで美しいのみ・・・?
私の目は節穴なのか!? それとも!?
📗 法金剛院『2019観蓮会・かんれんえ』へ行ってみた
■『法金剛院』庭園の見どころは、
極楽浄土に見立て造営された、池泉回遊式の「浄土庭園」であり、国の特別名勝に指定される見事な庭です。
「花の寺」とも「蓮の寺」ともいわれるこの庭園は、春の「待賢門院桜」をはじめ、一年中どの季節に訪れても美しい花が迎えてくれます。
もちろん「観蓮会」の季節は池を覆う蓮の見事さに、鉢に植えられた珍しい蓮たち、また、アジサイ、ヒオウギ、桔梗等も咲いています。梅雨のこの時期は苔も美しいです。
また「青女(せいじょ)の滝」と呼ばれる滝石組みは、同時期(平安末期)のもので現存する最大規模のものと言われていますので見逃さないでね。
「青女(せいじょ)の滝」の近くに【待賢門院堀川(待賢門院に仕えた人ですね)】の歌碑があります。
「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は物こそ思へ」
百人一首80番の句ですね。ふーむと見ておきましょう。
■では、『法金剛院』の庭へレッツゴー!
JR「花園駅」を背に斜め左(西)前方に生垣が見える所。ここが『法金剛院』です。
本当に駅の近くなのです。
丸太町通に面した表門 |
表門前の”立て看板”に目を通し
門をくぐると、
左手に紫陽花が迎えてくれました。
左手に紫陽花が迎えてくれました。
次に全景図がありましたので、ざっくり全景を頭に入れ、進みます。
全景図 |
中門を入った所が受付です。
受付をすませ、期間限定のご朱印を頂き(書置きのみ)進みます。
庭の真ん中に”どん”と池があり、今は一面蓮の葉が覆います。
紫陽花も終盤でしたが、美しく咲いていました。
この近距離でも飛びません。
雨が続いていましたので、苔は元気でした。
こちらが「青女の滝」↓
変わった蓮も見る事ができ、
心穏やかなひと時を過ごすことができました~💖
📗 『2019観蓮会・かんれんえ』7月6日(土)~7月28日(日)について
”蓮”の開花は午前中である為、この季節、早朝7:00より開門。11:00頃までが見ごろ。
■期間
期間:7月6日(土)~7月28日(日)
時間:7:00~15:30(閉門 16:00)
拝観料:500円(中高生300円)
■”蓮”
📗 『法金剛院・ほうこんごういん』基本情報
山号:五位山宗派:律宗
開基:待賢門院(たいけんもんいん)
創建:1130大治5年
本尊:阿弥陀如来(重要文化財)
縁起:
平安時代初期、右大臣【清原夏野】の山荘を没後寺に改めた事にはじまり、1130大治5年【待賢門院】が再興し『法金剛院』と改めた。
荘厳な伽藍や美しい庭園に惹かれ天皇や上皇の行幸はもちろん【西行】をはじめ多くの文化人が訪れるサロンのような場所であったと言われています。
しかし、度重なる災害に見舞われ、本堂は1618元和4年に再建、寺領も減った。庭園は1970昭和45年に発掘され復元されたもの。
📗 アクセス
京都市右京区扇野町49
075-461-9428
JR嵯峨野線花園駅徒歩約3分。
市バス93系統「花園扇野町」下車すぐ。
P25台分あり。
京都市右京区扇野町49
075-461-9428
JR嵯峨野線花園駅徒歩約3分。
市バス93系統「花園扇野町」下車すぐ。
P25台分あり。
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