『龍』って、町のあちらこちらに居られるのですよ、と、ずーっと以前に『天龍寺』の笑福亭鶴瓶 似のお住職が話しておられました
でも、結構見過ごしているんですよね
もちろん”おばちゃりだー”も見過ごしてしまってた人です。
いや、今でもつい見過ごしてしまっています。
ただし、お寺では『龍』を探して歩くようにしています。
なぜなら、『龍』は町のあちこちにもおられますが、
お寺には必ず居られるからです
どうしてかと言いますと、
『龍』は水の神です。
その昔、人々が一番恐れたのは"火事"
そこで、大切なものを水の神『龍神様』に守っておう
と、言う考えから、お寺の大事な場所には必ず『龍』が居られるわけです
お寺の名前自体に『龍』が居られることもありますし、
お寺の大事な場所、例えば、禅宗の寺院だと『法堂(ハットウ) 』
僧侶が仏教を講義する建物。
禅宗寺院以外の寺院では『本堂』でしょうか、
必ず『龍』が居ますよね。いえ、居られるんです。
仏具はもちろん建築物にがっつり『龍』が彫られていたり、
襖絵が『龍』だったりしますです。例えば
『建仁寺』方丈襖絵の【海北友松】『雲竜図』
『大徳寺 龍源院』襖絵【作者不詳】『竜と波』
『龍安寺』襖絵は【皐月鶴年】のものと言われるが、
”おばちゃりだー”はまだ見た事がない。みたいですー!
そして、『龍』のもので一番知られているのは『天井画』でしょうか。
有名なものが多いですよね
一日龍の天井画だけ見て歩くって言うツアーはありだと思います。まだみた事ないけど・・・
では有名な『龍の天井画』をざっとご紹介すると
『泉湧寺』本堂天井画の【狩野探幽】『雲竜図』
『妙心寺』法堂天井画の【狩野探幽】『雲竜図(八方にらみの龍)』
『天龍寺』法堂天井画の【加山又造】『雲竜図(五爪の龍・八方にらみの龍)』
『相国寺』法堂天井画の【狩野光信】『蟠龍図(鳴き龍)』
『建仁寺』法堂天井画の【小泉淳】『双竜図』
『大徳寺』法堂天井画の【狩野探幽】『鳴き龍』
『南禅寺』法堂天井画の【今尾景年】『雲竜図』
『東福寺』本堂天井画の【堂本印象】『蒼龍図』
等々・・・
『龍』だらけですね、
もちろん、お寺以外にも京都の町には『龍』がいっぱい
ちょっと気に留めて歩くと(特に寺社仏閣)ほんとだ~ってびっくりしちゃいます。
皆さんも是非、びっくりしてみて下さいね、
そしてお気に入りの『龍』をみつけてみて下さいね
ちなみに”おばちゃりだー”、お気に入りの『龍』探し中です!
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