「西国三十三所第十番札所」
山間に忽然と現れる花の寺『明星山 三室戸寺』
📗 三室戸寺とはこんなお寺
かくいう”おばちゃりだー”も『平等院』『宇治神神社』とお参りし、その後徒歩で『三室戸寺』へお詣りしたことがあります。その日は歩いた~って感じでしたが、歩けますよ!
結構歩いている人もおられますので、迷子にはなりませんでしたよ。
一日ゆったり宇治観光💖がおすすめです。
別名を「あじさい寺」とも「つつじ寺」とも言われる『三室戸寺』ですが、山間にある境内には、1万株の”紫陽花”はもとより、2万株の”つつじ”、千株の”石楠花・しゃくなげ”、初夏には約100種250鉢の”蓮”が花を開き、花の季節に境内を歩くと、花に埋もれる事ができます。
秋は秋で、江戸初期の観光案内書「京羽二重」に「三室戸の紅楓」は”宇治十二景の一つ”として紹介されていたほどです。
また、「西国三十三所第十番札所」「神仏霊場巡拝の道第百二十四番(京都四十四番)」でもありますよ。
「あじさい園」は有料ですが、遠くても有料でも行く価値のある場所だと思います。ハートの紫陽花💜もさがして下さいね。
インスタ映え間違いなし!です!
平成元年に竣工し、いつも手入れされている大変美しいお庭です。
📗 三室戸寺のみどころ
人の流れに沿って行き、橋を渡ると『三室戸寺』の受付があり、その先は美しい寺地が広がります。「つつじ、シャクナゲ園」と「あじさい園」「蓮園」
受付から山門まで続く坂道の右手には、つつじ、シャクナゲ園とあじさい園が沿うように広がります。庭園にひとたび入れば花の中に埋もれ、この世とは思えないほどの美しさです。「花の茶屋」4月14日~7月中旬くらい迄OPENしています。 |
「あじさい園」は有料ですが、遠くても有料でも行く価値のある場所だと思います。ハートの紫陽花💜もさがして下さいね。
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池泉回遊式庭園と石庭
「昭和の小堀遠州」と言われた昭和の作庭家【中根金作】の作庭です。平成元年に竣工し、いつも手入れされている大変美しいお庭です。
重要文化財の仏像と建造物
■「阿弥陀三尊」阿弥陀如来と両脇侍坐像(勢至菩薩、観世音菩薩)
平安時代後期のもの。秋には観音様の足の裏を拝する会も催される。
平安時代後期のもので、清凉寺式釈迦如来像を模したもの。
■「毘沙門天」
■「毘沙門天」
平安時代のもの。
■「十八神社本殿」
1487長享元年建立の 三間社流造。
境内の建造物
■本堂:江戸時代のものです。
■三重塔:江戸時代のものです。
「狛牛」さん「狛兎」さん「狛蛇」さん
■「狛牛」さん名前は「宝勝牛」
本堂前鎮座しています。
口の中をのぞくと、石の玉が見えますので、この石の玉を撫でて下さい。勝運がつくといわれていますよ。
また、牛のお腹の覗き穴をのぞくと、牛の木像を見る事ができますので覗いてみてね。
また、牛のお腹の覗き穴をのぞくと、牛の木像を見る事ができますので覗いてみてね。
■「狛兎」さん
本堂前鎮座しています。
御影石でできた「狛兎」さんです。かわいいお姿をしています。この「狛兎」が抱いている玉の中に卵型の石がありますので、立ててみましょう。立てば願いが叶うとか昇運がつくと言われていますよ。
■「狛蛇」さん、「宇賀神」さまとも
本堂前鎮座しています。
蛇の体に頭は翁。蓮に乗っておられます。かなりかわいいまんがチックな神様です。
この「宇賀神」を撫でると財運(金運)・良運がつくと言われています。
📗 三室戸寺の創建や歴史、基本情報
創建年 :(伝)宝亀年間(770~780)
この頃、毎晩宮中に金色の霊光が差し込んでおりました。【光仁天皇】はこの事を吉兆とお慶びになり、源光を探させた所、山奥の渓流に水が深く青く澄んでいる所で、丈二丈(約6m)の千手観音様がお姿を現わされましたので、飛び込み抱え上げてみますと一尺二寸(約45.6cm)の「二臂千手観音」様に変化され現れられました。その旨【光仁天皇】に奏上、「二臂千手観音」様を宮中にお迎えしお祀りしておりましたが、その後、御室を今の地に移し【行表禅師】を招き、「二臂千手観音」様をお祀りし『御室戸寺』としたのがはじまりと言われています。
平安以降:
寛平年間(889~898)に三井寺の開祖【智証大師】が留錫し中興。【花山法皇】は離宮を設け西国三十三所第十番の札所に定められました。
天台宗の高僧【隆明大僧正】は『御室戸寺』に入られ益々隆盛し、【白河法皇】の皇子【静証法親王】は【隆明大僧正】に師事し入寺したころから、「御室戸宮」と称されるようになりました。
その後、1462寛正3に食堂より出火、伽藍を焼失。再興しましたが、
天正元年(1573年)には【織田信長】の敵方【足利義昭】に加勢した事により寺領を悉く没収され衰退し堂宇廃退。
しかし1462寛正3の火災により、二丈一尺の千手観音様はに焼失してしまいましたが、胎内に納められていたご本尊「二臂千手観音」様は無事でした。
現在はご本尊は秘仏、模して造られた「二臂千手観音」をお前立としています。
2009年花山法皇の一千年忌にあたり84年ぶりの御開帳がございましたが、その後の御開帳はされていません。
神仏霊場巡拝の道第124番(京都44番)
京都府宇治市莵道滋賀谷21
0774-21-2067
京阪「三室戸駅」徒歩約15分
JR宇治駅より、徒歩、バスもしくはタクシー
8:30~16:30(4月1日~10月31日)
8:30~16:00(11月1日~3月31日)
有料駐車場300台分:乗用車 500円
・平常時拝観料 : 大人500円/小人300円
・あじさい園開園期間中:大人800円/小人400円
・あじさいライトアップ 大人800円/小人400円
・宝物館拝観 毎17日 9:00より20分限り(中途入館不可) 500円
・秋の特別拝観「観音様の足の裏を拝する会」
2019年11月9日~12月1日の土日祝 9時より20分限り(中途入館不可)500円
・「ハス酒を楽しむ会」2019年7月12日(金) 9時~正午※雨天中止です。
先着300名500円
天正元年(1573年)には【織田信長】の敵方【足利義昭】に加勢した事により寺領を悉く没収され衰退し堂宇廃退。
現在の本堂は、1814年文化11(江戸時代後期)になって改築、落成されたもので重層入母屋造の立派な本堂である。
開基 :【光仁天皇】
開基 :【光仁天皇】
開山:【行表禅師】
山号:明星山・みょうじょうざん
宗派:本山修験宗
天台宗の流れをくむ「本山修験宗」、総本山は「聖護院」であるが『三室戸寺』は、別格本山に位置づく。本尊:(秘仏)「二臂千手観音・にひせんじゅかんのん」
当初本尊の「二臂千手観音」様は勅封とされましたが、桓武天皇が開扉、大供養を営なまれ、最初に現れたと伝わる千手観音様を二丈一尺に彫刻、「二臂千手観音」様を胎内に納めて、大悲閣を造立し帝都鎮護の御寺とし、33年毎に開扉大供養を営む慣例としました。しかし1462寛正3の火災により、二丈一尺の千手観音様はに焼失してしまいましたが、胎内に納められていたご本尊「二臂千手観音」様は無事でした。
現在はご本尊は秘仏、模して造られた「二臂千手観音」をお前立としています。
2009年花山法皇の一千年忌にあたり84年ぶりの御開帳がございましたが、その後の御開帳はされていません。
その他札所等:
西国三十三所第10番神仏霊場巡拝の道第124番(京都44番)
ご詠歌:
夜もすがら月をみむろとわけゆけば 宇治の川瀬にたつはしらなみ📗 三室戸寺:アクセス・拝観情報
京都府宇治市莵道滋賀谷21
0774-21-2067
京阪「三室戸駅」徒歩約15分
JR宇治駅より、徒歩、バスもしくはタクシー
8:30~16:30(4月1日~10月31日)
8:30~16:00(11月1日~3月31日)
有料駐車場300台分:乗用車 500円
・平常時拝観料 : 大人500円/小人300円
・あじさい園開園期間中:大人800円/小人400円
・あじさいライトアップ 大人800円/小人400円
・宝物館拝観 毎17日 9:00より20分限り(中途入館不可) 500円
・秋の特別拝観「観音様の足の裏を拝する会」
2019年11月9日~12月1日の土日祝 9時より20分限り(中途入館不可)500円
・「ハス酒を楽しむ会」2019年7月12日(金) 9時~正午※雨天中止です。
先着300名500円
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