2020年1月29日水曜日

2020節分 京都の節分は行事がいっぱい 

2020年2月3日(木)の節分行事

「節分」とは、「季節を分ける日」、

「立春」「立夏」立秋」立冬」前の日もすべてが「節分」

しかーし、

数ある節分の中でも、2月の「節分」特別
なぜなら、旧暦の「大晦日」だから~

旧暦”立春”「新年」
”立春”前日の「節分」「大晦日」

それ故「節分」には、多くの寺社で
行事が行われるのですぅ~💗



節分行事『四方詣り・よもまいり』

節分の日の『四方詣り・よもまいり』とは

京都では「節分」の日に、

「御所の鬼門を守る四つの寺社に詣でる」ことを
『四方詣り』言います。
四方の邪気を払い、一層の福を招くと言われているのであります。


四つの寺社とは、
鬼が最初に現れる北東の表鬼門『吉田神社』
南東の『八坂神社』
南西の裏鬼門『壬生寺』

最後に北西の『北野天満宮』社寺を言います

詳細はこちら↓

京都の節分①『四方詣り・よもまいり、しほうまいり』 って❓

2020四方詣りの四社寺以外の節分行事(わかる範囲で)

蘆山寺・ろざんじ』追儺式鬼法楽👿(通称:鬼おどり)

紫式部が「源氏物語」を執筆した寺であり、『萩の寺』としても有名な『蘆山寺・ろざんじ』。


『蘆山寺』の節分は、

太鼓と法螺貝の音を合図に、赤鬼青鬼黒鬼があらわれ、護摩木が焚かれているまわりを踊りながらまわり、護摩供や、法弓、撒かれる豆等に追われて門外へ逃げていくと言うもの。


また、この日は秘仏である、鬼を退治した『独鈷・三鈷』や、大師が宮中で使用したと伝わる『降魔面』が特別開帳されます。

14:15~ 「鬼のお加持」

        午後2時15分~2時45分と午後4時過ぎの鬼おどり終了後より

15:00~ の鬼による「鬼おどり(鬼法楽)」が、

16:00~「豆まき」、その後「鬼のお加持」が行われます。

莱豆紅白の豆で、紅白一粒づつ食べると寿命が延び、福餅を食べると開運出世するといわれています。

17:00~ 古札焼き



京都市上京区寺町通広小路上る北之辺町397
075-231-0355

拝観料 500円(だと思います。)

御所の西側、「寺町通り」に面しています。
京都御苑の『清和院御門』からすぐです。
『清和院御門』横梨木神社 「寺町通り」を挟んで向かい側です

「府立医大病院前」下車 京都御苑「清書門」へ向かい寺町通りを北へ
 京阪電車「出町柳駅」下車徒歩15分
  市営地下鉄烏丸線「今出川駅」徒歩15分徒歩15分



世界遺産『天龍寺の節分会👿

嵐山にある🌏世界遺産『天龍寺』の節分会

『天龍寺』では大福豆撒113013:30頃15:30頃)や「節分大茶会」、「甘酒無料接待(数量限定)が行われます。

またこの日に授与される福笹・絵馬授与(2,500円)」には空くじなし大福引券や大福豆も付いていますよ。

京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

京福電車「嵐山駅」市バス・京都バス「嵐山天龍寺前」徒歩約1分
阪急電車「嵐山駅」徒歩約15分
  JR「嵯峨嵐山駅」徒歩10分

平安神宮』の「節分会👿

 9:30~「節分祭」

12:00~ 大蔵流””茂山社中”による奉納狂言(無料)

14:00~ 平安時代の行事を再現した大儺之儀

15:00~ 鬼の舞では”鬼”は境内を暴れまわります。”鬼”は茂山社中の方々化けており、見ごたえありです💕「大極殿」では「豆まき」も行われます。

その後「大火焚神事」火焚串約4万本浄火で焚き上げられます🔥

去年2019の節分会の様子


『平安神宮』

京都市左京区岡崎西天王町97
075-761-0221 
http://www.heianjingu.or.jp/



地下鉄「東山駅」徒歩10分
市バス「京都会館美術館前」徒歩約8分

『松尾大社』の「節分会👿



松尾大社は、王城鎮護の神として松尾の猛霊と崇められているお社です。



”酒の神”であり、霊泉「亀の井」の水は醸造の際に混ぜると酒が腐らないと言われています。

また、【重森三玲】作庭のもあるんですよ。


節分祭は

10:00~『岩見神楽奉納』


13:00~『節分祭』の祭事⇒『宮司さん豆撒き入場⇒『追難行事』
『鳴弦メイゲン破魔弓神事』・『四方奉射神事』

14:00~ 第一回目『福豆まき』

15:30~ 第2回目の『鳴弦破魔弓神事』・『四方奉射神事』のあと『福豆まき』


福引券つき『幸運の福豆300円授与2月1日~も行われています。
京都市西京区嵐山宮町3

市バス「松尾大社前」徒歩5分
阪急「松尾大社駅」徒歩5分



『聖護院』の「節分会」👿


聖護院『聖護院門跡』とも呼ばれる、「修験道(修験宗)の寺」であり「山伏の寺」💗の「節分会」は、

2日「柱源護摩」、そして不定期境内内外を歩き回ります💨


3日

9:00~「甘酒接待(数量限定)」や、
13:00~ 赤の鬼が現れる「追儺式」「豆まき」💙
15:00~ 厄除開運「採燈(サイトウ)大護摩供」
18:00~ 「御札焼き」が行われます👍


そして、
ご祈祷済カード型お守り入り福豆(志納料要:数量限定)授与や、
両日[重要文化財 本尊 不動明王🔥]が公開されます💚


京都市左京区聖護院中町15
075-771-1880

市バス「熊野神社前」徒歩約5分
京阪電鉄「神宮丸太町駅」徒歩約10分


『藤森神社』の「節分祭👿」

”勝運””馬”の神社『藤森神社』


『藤森神社』の「節分祭」は、

10:00頃~「節分祭」の無料接待(数量限定)」
18:00~太鼓、雅楽、舞楽の奉納
20:00~ 追儺式」「豆まき(当たり付)が行われます。
豆袋にのあった方は景品と交換できます。


京都市伏見区深草鳥居崎町609

京阪電車「墨染駅」徒歩約7分
JR藤森駅徒歩5分
市バス「藤森神社前」すぐ

『千本釈迦堂』の「おかめ福節分会👿

『千本釈迦堂』は『北野天満宮』のすぐ近くにあり、その本堂は”国宝”

なぜならは、

京都の市街地に現存する最古(安貞元1227)の木造建築物だから。

他にも『おかめ(阿亀)塚』や「ぼけ封じのご利益」が頂けますよ。


『千本釈迦堂』の節分は、
2月3日14:30か15:00くらいから、

”おかめさん”の衣装をつけた人々が「お加持」を受け、
茂山社中による「おかめ福節分」の狂言の奉納が行われ、
上七軒のお姉さん達「舞の奉納」や、「木遣り」が行われることも、あ、もちろん「豆まき」も行われます。



千本釈迦堂 大報恩寺
京都市上京区七本松通今出川上ル
075-461-5973

http://www.daihoonji.com/

バス「上七軒」徒歩約
「上七軒」のバス停は「北野天満宮」の隣のバス停です。
市バス「上立売」下車、徒歩約
目印は「西陣病院」です。「西陣病院」の南側にあります。



千本ゑんま堂(引接寺)/節分会👿

ご本尊にをお祀りするお寺ですよ~
"京都三大狂言"の一つで唯一セリフのある狂言「ゑんま堂念仏狂言」でも有名ですね。

2、3日「節分会」では
「厄除けこんにゃく煮き」(400円2019年)や「金上りだるま」(400円2019年)の授与があります。

3日
19時からは「念仏狂言奉納」後、「豆まき式」が行われます。

『千本ゑんま堂』の豆まき式ではなぜか「福はうち、鬼もうち」なんですよ。

18時くらいから念仏狂言の整理券が配られます(確認してね)。指定席ではありませんので、時間早めに行きましょう。


千本ゑんま堂

京都市上京区千本通蘆山寺上ル 閻魔前町34番地
075-462-3332

市バス「千本鞍馬口」もしくは「乾隆校前」下車、徒歩すぐ


節分の行事は、まだまだ多くの寺社で行われています。
是非調べて行ってみてね💖

節分関連記事

京都の節分①『四方詣り・よもまいり、しほうまいり』 って❓

京都の節分②ー『四方詣り/ヨモマイリ・シホウマイリ』四寺社の行事

京都の節分④ー『平安神宮』の節分祭


2020年1月27日月曜日

 菅原道真公「生誕の地」| 菅原院天満宮神社

『菅原院天満宮神社』へ行って来た


『菅原院天満宮神社』は市営地下鉄「丸太町」駅からすぐ近く、京都御苑』「下立売御門」の目の前にある神社で、烏丸通に面していることから「烏丸の天神さん」と呼ばれています
菅原道真公生誕の地であり、菅原家の邸宅地「菅原院」跡に立ち、菅公聖蹟二十五拝の第1番札所」としても知られている神社です。


菅原院天満宮神社』って

ご祭神(三柱)と創建

ご祭神は3柱。
菅原道真・すがわらのみちざね
菅原是善・すがわらのこれよし(菅原道真の父)
菅原清公・すがわらのきよきみ(菅原道真の祖父)

創建年については不詳。

ご利益

学業成就・諸芸上達・心願成就・身体健全

末社『梅丸大神社』は、皮膚病・がん封じ

神社の歴史

創建年は不詳。
菅原道真公が、大宰府に左遷され、京に戻ることなお亡くなりになった後、
京の都には天変地異が相次ぎ、道真公等の菩提を弔う為もあり、『歓喜光寺』と言う寺が建てられましたが、後に移転しこの地には殿舎が残されているだけとなりました。
しかしこの地が「菅原院」跡地であることや、「菅原道真公生誕の地」と言う事もあり、一社を設け、菅原道真公と父、菅原是善、祖父、菅原清公の三柱を祀るようになったことにはじまる神社です。


神社の建つ場所について


菅原道真公ともなれば、生誕地と言われる場所はいくつもあるわけで、
ここ『菅原院天満宮神社』もその一つです。

この場所は、昔「菅原院」と言われ、
光仁天皇、桓武天皇に仕えた曾祖父の菅原古人(すがわらのふるひと)に始まり、祖父、父の邸宅跡地とも言われています。

当時の邸宅はもっと広く、北は下立売通、南は椹木町通、東は室町通、西は烏丸通に囲まれた7000坪の敷地だったそうです。
現在では「京都御苑(京都御所)」の西隣にあたりますが、平安初期だと「御所」の東側にあたります。



『菅原院天満宮神社』へ行ってみた

『菅原院天満宮神社』へ

”じじらいだー”が”腰のお守り”が欲しいと言うので、まずは『護王神社』へお詣りし、「腰のお守り」を入手してから、すぐ南側にある『菅原院天満宮神社』へ向かいました。すぐに見えて来ました  ↓↓↓



『菅原院天満宮神社』鳥居のあたり

正面から見るとこんな感じです。小さな神社です。↓
鳥居をくぐり、左手側に手水舎があります。
牛の口から水がでています。↓↓

小ぢんまりしていますが、手入れされていて、清々しい感じがします。
手を清め、進むと、

菅原道真公の「うぶ湯の井戸


これは「産湯の井戸」ではなく「産湯の井戸」です。

蛇口になっています。御賽銭を入れ、水が汲めるようになっています。
ミネラル分が多くて、まろやか水で、普通にいただいてもありがたいお水ですが、受験生や病気の方に持ち帰って飲んでいただくとご利益ありそうですよね。

「産湯の井戸の右側には、

社務所

「おみくじ・ご朱印・お守り等々」がこちらにあります。


梅みくじです↓入っている瓶?がかわいい💖 ↓

奥へ進みますよ。

菅原道真公の「うぶ湯の井戸

「社務所」の横を進んでいくと、
「菅公うぶ湯の井」とかかれた石碑↓が、右側を見ると、
「うぶ湯の井戸」↓です👍




周囲の石も、平安時代のままのものだそうです。

社殿へ

階段を数段上がると、一段高くなったところに「社殿」と末社『梅丸大神社』があります。

階段を上ると、”牛さん”がお出迎え。



”牛さん”を条件反射で撫で撫でして、「社殿」↓へお詣りし、


末社『梅丸大神社』へ

末社『梅丸大神社』

左側が『梅丸大明神』。右側は『和融稲荷』です。↓

『梅丸大神社』は、できもの、はれもの、皮膚病、癌平癒のご利益のある神社です。

もともとは、直系の末裔にできものや病気の者が多く出る家があり、その屋敷の中に祀られていた神様でしたが、その一家が明治天皇とともに東京にうつる事になった為、こちらの神社にいらっしゃった神様だそうです。

ちょっとこの写真ではわかりませんが、お社の前に丸い「平癒石」が置いてあり、本当は、社務所で癌封じの白いハンカチをいただき、「平癒石」にあて、そのハンカチを患部にあてがうのだそうですが、そんなことは知らなかった、手で石をさすって、自分の悪いところをさすさす、さすさす。
がん封じのお祈りもして、

「天満宮御遺愛燈籠」↓を拝見し
お詣り完了です💪

『菅原天満宮神社』はこんな神社だった

『京都御苑』のすぐ隣にありながら、これまではついつい通り過ぎてしまっていた神社でした。

しかし、今回お詣りに行ってみると、小さなお社ですが、手入れがされていて、
豊かな水が、神社のすみずみに行き届き、霊験あらたかな神社だと感じました。

『京都御苑』で給水と言うと『梨木神社』へ行くことが多かったのですが、これからは東に居るときは『梨木神社』へ、西に居るときは『菅原天満宮神社』で給水としようかなと・・・

う~ん、なんだか贅沢な感じ💖



所在地・アクセス

所在地

京都市上京区堀松町408 
075-211-4769
http://sugawarain.jp/

参拝時間 午前6時~午後6時
駐車場なし

アクセス

京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車徒歩約5分
市営バス「烏丸下立売」下車すぐ
市営バス「烏丸丸太町」徒歩約7分
京都バス「烏丸丸太町」徒歩約7分

『京都御苑 下立売御門』の真ん前



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2020年1月19日日曜日

年の瀬の風物詩「かぼちゃ供養」│『矢田寺』

『矢田寺』の「かぼちゃ🎃供養」に行って来た❗

1月も半分を過ぎ、今更とお思いでしょうが、
年末年始は歳時が多く、やっとUPできました💦
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
年の瀬の風物詩、寺町三条『矢田寺』の「かぼちゃ🎃供養」。
毎年12月23日に行われ、回向された大きなかぼちゃが供えられ、お参りの人がそれをさすさす、中風除け・諸病退散を祈願します。
そして、かぼちゃ🎃の焚いたんが無料で先着1000名に振舞われます。

そのため京都で(おそらく)一番有名な商店街に、この日は、大行列が出現💦
いや、中心街の一番有名な商店街であると考えるなら、大行列とは言えないかも・・・
そしてもちろん”おばちゃりだー”はその行列に並んだのでありました。




『矢田寺』と「かぼちゃ🎃供養」


『矢田寺』について

正式名称:金剛山 矢田寺
宗派:西山浄土
開山:【満慶・まんけい(満米・まんまい とも)
ご本尊:「地蔵菩薩立像」2m

寺町商店街と三条通りが交差したすぐ北側の交番の隣に、
しっとりと『矢田寺』がある。
いや、しっとりと言うか、濡れているようなと言うか・・・
ま、そんな良い感じ

ここ『矢田寺』のご本尊は「矢田地蔵」「代受苦地蔵」とも呼ばれ、「地獄で亡者を救うお地蔵さん」として京都では知られています。

また、「梵鐘」は、六道珍皇寺』の「迎え鐘」に対し、『矢田寺』の「送り鐘」と言われ、「死者の霊を迷わず冥土へ送るためにつく鐘」として、精霊送りの日には、特に多くの参拝者が訪れますよ。

そして年末12月23日に行われるのが、

『矢田寺』の「かぼちゃ供養」


ここ『矢田寺』では、毎年12月23日に、参拝者に大釜で焚いた”かぼちゃ”が無料で振舞われるのであります
はじめて、行って来ました~💖


「かぼちゃ供養」行って来た


2019年の日行って来ました。

『矢田寺』へむかう

大好きな寺町商店街へ、もちろん”ちゃりちゃり”向かいます。
駐輪場は、寺町通りを市役所側にわたった角の駐輪場、
お気に入りの立体(地下)駐輪場です💖京都駅にもあるあれ!

自転車が自動で地下へ吸い込まれていくのです。
見ているだけでうっとりします。
そうですよ、ガラスにへばりついて眺めてますけど何か?
料金も1日150円と良心的です。

行列へ並ぶ

 駐輪場から横断歩道をわたり、アーケードへ
ちょっと遅くなってしまい、10時20分くらいに到着です。
既に行列ができていますよ↓。

お、『矢田寺』が視界に入ってきました~
いよいよですよ~


お詣りして


フォトジェニックな”フエルト地蔵”さん
たくさんの石のお地蔵さま達、
かぼちゃ🎃さんは”さすさす”して、↓お参りして、

これが矢田寺の「送り鐘」1372年のもの
「水子地蔵」さまへお水をかけさせていただき、

「かぼちゃ🎃」を頂く


心ばかりの 志納金を納め、お目当ての「かぼちゃ🎃」を頂きます。
ほっこりほくほく美味しいですぅ~💖
この上御利益もいただけるなんて~、何と贅沢👍




あ~、大満足ですぅ~💖



所在地・アクセス

所在地

矢田寺(矢田地蔵尊)
京都市中京区寺町通三条上ル523
075-241-3608

アクセス


市バス「河原町三条」徒歩約5分。
地下鉄「京都市役所前」徒歩約5分。
※寺町三条にあり、「寺町通」と「三条通」が交差している所にあります。



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