『福王子神社』の”七草粥”接待へ行って来た
毎年1月7日、京都では幾つかの神社で「”七草粥🌿”の接待」が行われています。
令和2年2020年は、「きぬかけの路」の終点にある、『福王子神社』の「”七草粥”の無料接待」へ行ってきました~😊
ちなみに「きぬかけの路」とは、『金閣寺』前の交差点にはじまり、衣笠山に沿って世界遺産『龍安寺』『仁和寺』と走り抜け『福王子神社』前の交差点を終点とする道の事です。
※「きぬかけの路」と言う名前の由来は、
真夏に【第59代宇多天皇】が雪を見たいと仰せられたので、”衣笠山”に白い絹の布を掛けた。と言う話に由来します。
『福王子神社』って
『福王子神社』は、京都市右京区宇多野福王子町にある神社です。
ご祭神は、『仁和寺』を発願した【第58代光孝天皇】の女御(妻)であり、『仁和寺』を開かれた【第59代宇多天皇】の母、【班子(はんし・なかこ)女王】です。
世界遺産『仁和寺』の西側にあり、『仁和寺』の鎮守神であり、この地域一帯の氏神様でもあります。
創建は平安初期と言われていますが創建年は不明で、「応仁の乱」で焼失以降荒廃。
江戸時代1644寛永21年に【3代徳川家光】が、『仁和寺』とともに再興されました。
ご祭神の【班子女王】は皇室の出自であるにもかかわらず、大変気さくなかただったらしく、今は小さな神社ですが、氏子地域は広く、お祭りの際には『仁和寺』を勅使門から参拝し、再興された本殿、拝殿、鳥居は揃って国の重要文化財と言う神社です。
”七草粥”って
七草粥は
1月7日、人日(じんじつ)の節句※の日の朝に、”無病息災”を願って、春の七草や餅などを入れた塩味のお粥を食べる行事です。
お正月の暴飲暴食で弱った胃を休めると言う意味もあるそうですよ。
・人日(じんじつ)の節句※とは
五節句※の内の一つ。1月7日の節句。”七草粥🌿”を食べる日なので、七草の節句ともいわれます。
・五節句※とは
1月7日 人日(じんじつ)の節句/七草の節句/”七草粥🌿”を頂く。
3月3日 上巳(じょうし)の節句/桃の節句/雛祭。菱餅や白酒などを頂く。
5月5日 端午(たんご)の節句/菖蒲の節句/菖蒲酒、菖蒲湯、柏餅、ちまき。
7月7日 七夕(たなばた・しちせき)の節句/短冊に願い事を書き、笹を飾ることから、笹の節句、星祭とも。裁縫の上達を願って素麺を食べる。
9月9日 重陽(ちょうよう)の節句/菊の節句。菊酒。
七草粥の七草って
『せり』『なずな』『すずな』『すずしろ』『ほとけのざ』
『ごぎょう』『はこべら』これぞ七草です。
七草粥の起源
”七草粥🌿”は、日本の風習であった、年の初めに草を摘む「若菜摘・わかなつみ」
+(と)
中国の、旧暦1月7日の人日(じんじつ)の日に、七種類の野菜を入れた お吸い物を食べて無病を祈る「七種菜羹(しちしゅさいかん・ななしゅのさいかん)
=(で)
1月7日の人日じんじつの日に”七草粥🌿”を食べて邪気を祓い、一年の無病息災を祈ると言う風習となり、「七草の節句(人日の節句)」は、江戸時代には五節句の内の一つとなりました。
『福王子神社』の”七草粥”へ行って来た~
『福王子神社』へ
2020年1月7日、冷たい雨が降ってました~💧
自転車には乗れませんでしたが、
暖かい格好をして『福王子神社』へ向かいました。
嵐電「宇多野駅」からも近いですが、『仁和寺』から歩いてもすぐですよ。
もちろん市バスなら目の前まで連れて行ってくれますよ。
七草粥は11時からで、整理券の配布は10時位からと思ってましたので、10時到着を目指し、ほぼ10時に到着することができました。
『福王子神社』は五差路の交差点に面して、
一段高い場所にあります。
正面に[拝殿(重文)]、[拝殿]の奥に見えるのが[本殿(重文)]。
左手側にテントとベンチが設えられており、テントの中には”七草粥🌿”を待つ人々が、
テントの前には傘をさした宮司さんが、
手に整理券を持って、配っておられます。
整理券を頂くと、
なんと、本日は天気が悪いせいなのか、既に”七草粥”の接待がはじまっている🍚と言うではありませんか!
テントの中の方は、次の会を待っている方たちだったのですね。
宮司さんに、テントの中で待っててね、と促していただきました。
うわっ!早く来て良かったです😅
しかし、お詣りがまだですからね、まずはお詣りから!
手水舎で手を清め、
お詣りし、
テントの中へ着席。
すると、宮司さんが、雨の中傘をさしたままで、
『若王子神社』の縁起をわかりやすい言葉で、詳しくお話していただきました。
すごくよくわかりました。メモしたかった~。また、お話、お聞きしたいです💦
そうこうしていると、”七草粥🌿”の順番になりましたよ。
総入替制のようで、前の組の方が皆さまお出になられてから、入ります。
靴を脱いで上がると、正面に↓、素敵な設えですね、
お座敷に入り、着席します。
一人一人に丁寧にあいさつをされながら、お茶を出して頂きました。
そして、”七草粥🌿”が出てきましたよ💖
”七草粥🌿”は、しっかり1杯、中には小さく切ったお餅も入っています。
やさしい塩味で、甘酸っぱくて柚子のかおりのするたくあんと交互に頂きました。
おいしいです💖
”七草粥🌿”を頂いたあと、
お部屋にあった[鳴滝砥石の扁額]を近くで拝見し、
宮司さんの奥様の、フランス刺繍の作品に目を奪われ
次の組の人も待たれていますので、退場しま~す。
ご朱印は書いてあるものがありました。が、お忙しいようでしたので、またの参拝の時に頂くことにしました。
”七草粥🌿”おいしかったな~🍚
毎年来たいな💞
自転車には乗れませんでしたが、
暖かい格好をして『福王子神社』へ向かいました。
嵐電「宇多野駅」からも近いですが、『仁和寺』から歩いてもすぐですよ。
もちろん市バスなら目の前まで連れて行ってくれますよ。
七草粥は11時からで、整理券の配布は10時位からと思ってましたので、10時到着を目指し、ほぼ10時に到着することができました。
『福王子神社』は五差路の交差点に面して、
一段高い場所にあります。
『福王子神社』境内
階段を上り[鳥居(重文)]をくぐると、正面に[拝殿(重文)]、[拝殿]の奥に見えるのが[本殿(重文)]。
左手側にテントとベンチが設えられており、テントの中には”七草粥🌿”を待つ人々が、
テントの前には傘をさした宮司さんが、
手に整理券を持って、配っておられます。
整理券を頂くと、
なんと、本日は天気が悪いせいなのか、既に”七草粥”の接待がはじまっている🍚と言うではありませんか!
テントの中の方は、次の会を待っている方たちだったのですね。
宮司さんに、テントの中で待っててね、と促していただきました。
うわっ!早く来て良かったです😅
しかし、お詣りがまだですからね、まずはお詣りから!
手水舎で手を清め、
お詣りし、
テントの中へ着席。
すると、宮司さんが、雨の中傘をさしたままで、
『若王子神社』の縁起をわかりやすい言葉で、詳しくお話していただきました。
すごくよくわかりました。メモしたかった~。また、お話、お聞きしたいです💦
そうこうしていると、”七草粥🌿”の順番になりましたよ。
”七草粥”を頂く
”七草粥🌿”は社務所の中で頂くようです。総入替制のようで、前の組の方が皆さまお出になられてから、入ります。
靴を脱いで上がると、正面に↓、素敵な設えですね、
お座敷に入り、着席します。
一人一人に丁寧にあいさつをされながら、お茶を出して頂きました。
そして、”七草粥🌿”が出てきましたよ💖
”七草粥🌿”は、しっかり1杯、中には小さく切ったお餅も入っています。
やさしい塩味で、甘酸っぱくて柚子のかおりのするたくあんと交互に頂きました。
おいしいです💖
”七草粥🌿”を頂いたあと、
お部屋にあった[鳴滝砥石の扁額]を近くで拝見し、
宮司さんの奥様の、フランス刺繍の作品に目を奪われ
ご朱印は書いてあるものがありました。が、お忙しいようでしたので、またの参拝の時に頂くことにしました。
”七草粥🌿”おいしかったな~🍚
毎年来たいな💞
所在地・アクセス
所在地
京都府京都市右京区宇多野福王子町52
075-463-0937
075-463-0937
アクセス
市バス「福王子バス停」徒歩約3分
嵐電「宇多野駅」徒歩約3分
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