10月に入りめっきり秋めいてまいりました。
京都観光にぴったりの季節です💛
で、突然ですが、京都観光をしていて”ん”って思う事ありませんか?
さらっと説明してくれたり、書いてあったりするんだけどわからない『事(言葉・物・造作)』ありませんか。”おばチャリダー”は無知だったのかそんな事がたくさんありました。いや、今でもたくさんあります。
『京都を楽しく歩くまめ知識』ではそんな『事(言葉・物・造作)』を中心に調べながら書いて行こうと思います。
まず今回は、
さらっと説明してくれたり、書いてあったりするんだけどわからない『事(言葉・物・造作)』ありませんか。”おばチャリダー”は無知だったのかそんな事がたくさんありました。いや、今でもたくさんあります。
『京都を楽しく歩くまめ知識』ではそんな『事(言葉・物・造作)』を中心に調べながら書いて行こうと思います。
まず今回は、
『門跡寺院(モンセキジイン・モンゼキジイン)』や『尼門跡』って何?です😀
「やっぱり門跡寺院ですものね~さすがよね~」なんて会話聞いた事ありませんか
これは訳すると、「『門跡寺院』は、皇族が住職を務められていたお寺ですものね~、それはお宝はザクザクだし、お寺全体に何とも言われぬ品があって、とっても素敵なお寺よね~」となります。
これは訳すると、「『門跡寺院』は、皇族が住職を務められていたお寺ですものね~、それはお宝はザクザクだし、お寺全体に何とも言われぬ品があって、とっても素敵なお寺よね~」となります。
『門跡寺院』のはじまりは、平安時代。
【宇多天皇】が譲位し『仁和寺』初代住職として御座所(住居)を建てられ、この御座所が『御室(オムロ)』と呼ばれた事から『仁和寺』は『御室御所(オムロゴショ)』と呼ばれるようになり、【宇多法皇】は『仁和寺』の「門跡(本来は一門の祖跡の意で,祖師の法門を受継ぐ寺院またはその主僧のこと。ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より)」であることから『御室門跡』言われ、この後、皇族が住職を務められていたお寺を『門跡寺院』と言うようになりました べべんべんべん。
『門跡寺院』の目印は”塀” です”塀”。
『五筋築地塀(ゴスジツイジベイ)』
”塀”全体に五本の横線が引かれているんです。
ただし例外もあります。
『五筋築地塀(ゴスジツイジベイ)』のお寺全てが『門跡寺院』と言うわけでは無く、皇室にゆかりが深い寺や格式の高い寺にも『五筋築地塀』が使われていますので、『五筋築地塀』を見かけて『門跡寺院』かなととおもったら、山門を確認しましょう。
『門跡寺院』であれば必ず『〇〇門跡』と書かれていますよ。
では、
京都にある有名な『門跡寺院』を書き出してみます
✅ 世界遺産『仁和寺:御室御所(オムロゴショ)』京都市右京区
✅『三宝院:三宝院門跡』京都市伏見区
世界遺産『醍醐寺』の座主が居住する『醍醐寺』の「塔頭(タッチュウ)」
✅『大覚寺:大覚寺門跡/旧嵯峨御所』京都市右京区
天台宗三門跡・天台宗五門跡
✅『青蓮院(ショウレンイン):粟田(アワタ)門跡』 京都市東山区
✅『三千院:梶井門跡』京都市左京区
✅『妙法院:新日吉(イマヒエ)門跡』京都市東山区
<天台宗三門跡>に
✅『曼珠院:曼殊院門跡』京都市左京区
<天台宗三門跡>に
✅『曼珠院:曼殊院門跡』京都市左京区
✅『毘沙門堂:毘沙門堂門跡』京都市山科区
を加えて<天台宗五門跡(五箇室門跡)>
✅『知恩院:知恩院門跡』京都市東山区
✅『聖護院:聖護院門跡』京都市左京区
✅『実相院:岩倉実相院門跡』京都市左京区
✅『随心院:小野門跡』京都市山科区
を加えて<天台宗五門跡(五箇室門跡)>
その他の『門跡寺院』
✅『知恩院:知恩院門跡』京都市東山区
✅『聖護院:聖護院門跡』京都市左京区
✅『実相院:岩倉実相院門跡』京都市左京区
✅『随心院:小野門跡』京都市山科区
✅『勧修寺(カジュウジ):山科門跡』京都市山科区
✅『宝鏡寺:宝鏡寺門跡/百々御所(ドドゴショ)』京都市上京区
✅『光照院:光照院門跡/常盤御所』 京都市上京区
※基本「非公開」「特別公開」有り。
尼門跡:皇女や身分の高い家の息女が住職となった寺院
※江戸時代には比丘尼御所(びくにごしょ)と言われました。✅『宝鏡寺:宝鏡寺門跡/百々御所(ドドゴショ)』京都市上京区
✅『霊鑑寺(レイカンジ):鹿ヶ谷比丘尼(シシガタニビクニ)御所/谷御所)』 京都市左京区
※基本「非公開」「特別公開」有り。
※基本「非公開」「特別公開」有り。
✅『光照院:光照院門跡/常盤御所』 京都市上京区
※基本「非公開」「特別公開」有り。
✅『三時知恩寺(サンジチオンジ):三時知恩寺門跡/入江御所』 京都市上京区
※基本「非公開」。
※基本「非公開」。
✅『大聖寺(ダイショウジ):御寺(オテラ)御所』京都市上京区
※基本「非公開」。
※基本「非公開」。
✅『宝慈院:千代野御所』京都市上京区
※基本「非公開」。
※基本「非公開」。
✅『曇華院(ドンゲイン):曇華院門跡/竹の御所』京都市右京区
※基本「非公開」。
※基本「非公開」。
✅『林丘寺(リンキュウジ)/音羽御所』京都市左京区(修学院離宮隣接)
※現在「非公開」ですが、将来的に公開予定。公開時はHP↖(寺名リンクしています)で案内あり。
後水尾上皇の第八皇女が『修学院離宮内』の別殿を賜り『音羽御所』となり、上皇の死後出家し『林丘寺』と改めたのがはじまり。現在の『修学院離宮』中離宮の『楽只軒・ラクシケン』や『客殿』は明治十七年(1884)に皇室に返還したもの。
※現在「非公開」ですが、将来的に公開予定。公開時はHP↖(寺名リンクしています)で案内あり。
後水尾上皇の第八皇女が『修学院離宮内』の別殿を賜り『音羽御所』となり、上皇の死後出家し『林丘寺』と改めたのがはじまり。現在の『修学院離宮』中離宮の『楽只軒・ラクシケン』や『客殿』は明治十七年(1884)に皇室に返還したもの。
✅『本光院:本光院門跡/蔵人御所』 京都市上京区(上七軒)
上七軒の西方尼寺(サイホウニジ)境内に有ります。同名のお寺が左京区岡崎にありますので間違いやすいです。
※基本「非公開」「特別公開」有り。
✅『慈受院:慈受院門跡/”薄雲御所”とも”竹之御所”とも言われる』 京都市上京区
※基本「非公開」。
上七軒の西方尼寺(サイホウニジ)境内に有ります。同名のお寺が左京区岡崎にありますので間違いやすいです。
※基本「非公開」「特別公開」有り。
✅『慈受院:慈受院門跡/”薄雲御所”とも”竹之御所”とも言われる』 京都市上京区
※基本「非公開」。
✅『得浄明院(トクジョウミョウイン)』 京都市東山区
※基本「非公開」「特別公開」有り。
※基本「非公開」「特別公開」有り。
『門跡寺院』に思う事
このように京都にはたくさんの『門跡寺院』ございます。他の町ではこんなにはありません。これはもう京都が1000年の都だからこそですね。これは”おばチャリダー”の私的感想ですが、『門跡寺院』は総じて”お庭”が素晴らしいと思います。
他にも、小さいお寺でも「こんなお宝が~」って感じですよね。
検査機器等で有名な「オムロン」の社名は、本社のあった京都・御室の地名に由来します。御室と言う地名は『御室御所/仁和寺』に由来します。
非公開のお寺や年に何回かしか公開がなかったりと言うお寺もございますので、おまいりの際はご確認くださいね 💝
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