2019年2月5日火曜日

『北野天満宮』│と言えば「梅・牛・もみじ」・・・”梅”の巻

北野天満宮』”梅”の巻

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『北野天満宮は全国約1万2千社の天満宮、天神社の総本社です。
通称は『天神さん【管原道真をお祀りし『学問の神様として修学旅行生にははずせない神社となっています。

“梅”“牛”“もみじ”で知られた神社で、【管原道真の月命日毎月25日(誕生日6/25、命日が2/25日)には「天神さん」「天神市」と呼ばれる縁日が開かれます。縁日が終わる夕刻になると神若会北野天神太鼓会による縁日奉納があり、その後太鼓を体験することもでき、YOUでいっぱいです。

■『北野天満宮』と”梅”

そして“梅”と言えば『北野天満宮ご神紋は星梅鉢紋(ほしうめばちもん)」。境内には約50品種・1500本の“梅”が植えられいます。

星梅鉢紋(ほしうめばちもん)
星梅鉢紋



管原道真公と『北野天満宮

管原道真が大宰府に流される時に詠んだ
東風(こち)吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(拾遺和歌集)や
“梅”の木が、【管原道真が恋しく一夜にして大宰府の屋敷の庭へ飛んで行ったと言う『飛梅伝説は有名ですよね。
本殿に向かって左側のご神木「紅和魂梅(ベニワコンバイ)」にこの飛梅伝説」を伝えています。
実はこの『飛梅伝説』、あまり知られていないのですが”桜””松”の話もあるのです。
”桜”【管原道真が大宰府へ流されたあと、あまりの悲しさに枯れてしまったと言うお話。
そして“松”“梅”と同様大宰府へ向けて飛びたったのですが、途中で力尽き現在の兵庫県の須磨あたりに根をおろしたと言う話。
いずれも【管原道真のお人柄が偲ばれる話ですね。

■『北野天満宮』の『梅花祭(バイカサイ)』や『梅しごと』

『北野天満宮では年が明けると、早咲きの“梅”が咲き始め梅苑の公開もはじまります。 “梅”の花が満開となる頃 境内は“梅”の香りに包まれます。

【管原道真命日2月25日には900年も前から『梅花祭(バイカサイ)』が行われ、同日に行われる「梅花祭野点大茶湯(バイカサイノダテオオチャノユ)」では上七軒の芸妓さん舞妓さんにお茶をたてて頂けます。想像するだけで心浮き立ちますね💗

『北野天満宮“梅”と言えば、
6月頃に巫女さんが境内の“梅”を収獲する姿が、
7月から8月にかけては本殿の前で土用干しの “梅”を見ることができます。この“梅”達は年末の「大福梅(オオフクウメ)※」なり授与されます。
正月の授与品には招福の“梅”の枝「思いのまま」※もありますね。

※「大福梅(オオフクウメ)は元旦の朝、初茶としてお茶や白湯に入れて飲むと「無病息災」等のご利益が頂けると言われています。“おばチャリダー”の年中行事の一つに「年末に “ちゃりちゃり”「大福梅」をゲットしお友達に送る。」があり、お気に入りの行事となっています。常に授与品に梅干しはありますが、境内の梅の実を使用したものはこれだけです。なので数量限定です!
招福の“梅”の枝「思いのまま」 花が咲くことで春の訪れや、幸せの訪れを呼込むと言われ、「災難厄除」「合格祈願」「芸事成就」等のご利益が頂けると言われています。※境内で育った梅の枝ですので、数量限定です。

『北野天満宮』へのアクセス

 京都市上京区馬喰町/075-461-0005
開閉門時間: 4月~9月 5:00~18:00/10月~3月 5:30~17:30
*ライトアップ期間や正月等は開閉門の時間がかわりますのでご確認下さいね。

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