2019年10月15日火曜日

『茂庵・MO-AN』│ 吉田山の山頂に

そうだ京都に行こう神楽岡(吉田山)で一休み


『茂庵・もあん』のこと



『茂庵・もあん』のある場所は



「吉田山」、ここは神々の集いし「神楽岡・かぐらおか」とも呼ばれる地。

その山の頂は、公園になってはいるが、概ね静かで、
木の茂みの切れ目からは、京都市中を望むことができる。

山の頂から今出川通り向かい、林の中に小道がある。
その小道の分かれる所に、『茂庵』への案内板が立つ
左を下れば今出川通り、右を進めば『茂庵・もあん』。
右へすすむと、2階建ての木造の建物が見えてくる。
経年した木の色が周囲になじみ、映画や本でみるような昔々の小さな小学校のような建物。


歩き進むと正面が見えてきた

しっとりと林に溶け込んだ建物だ。


『茂庵・もあん』(旧点心席)は " 登録有形文化財 "



この『茂庵』の建物は、大正時代の実業家で数寄者と言われ、裏千家の重鎮であった【谷川茂次郎】が吉田山(神楽岡)に8席の茶室と月見台や楼閣を営むが、没後、現存するのはここ食堂棟(旧点心席)と茶席二棟のみである。

店名『茂庵』は【谷川茂次郎】の雅号からつけたもの。

いずれの建物も、2004平成16年に  ” 登録有形文化財 ” に登録されている。

『茂庵』の建物は、2階建の寄棟造で銅板葺(らしい。見えなかった)。
建物に入るとわかるが、丸太が多様されている建物だ。

ここに立つために建てられたとしか思えない、そんな建物で、
茶人が建てたそれらしく、居心地の良さはもてなしの心を感じる。

他の茶室では、茶会や茶道教室なども開かれている。
詳細は『茂庵』ホームページで確認できる。


『茂庵・もあん』に行ってみた



神楽岡へ紅葉前の「もみじ狩り」へ、ランチは『茂庵』


この日は、今年の「そうだ京都に行こう」のポスターになっている『真如堂』を含め、紅葉を前に”神楽岡”辺りをぶらぶらし、ランチは折角なので見晴らしの良い『茂庵』でと言う事になりおじゃましました。『吉田山荘』高いしね、

『金戒光明寺』

『真如堂』

『57代 陽成天皇 神楽岡東陵』

『宗忠神社』

『竹中稲荷』

11:30~『茂庵』でランチ

『吉田神社 大元宮』

『山蔭神社』

『吉田神社』


※コース詳細については、↓の記事を参考にしてね💖
穴場?の京都観光│ 『金戒光明寺』『真如堂』から『吉田神社』 ⓵ 


『茂庵』到~着 😆 OPEN 11:30 少し前に到着


まだ扉はひらいていません。
お店の前に名前を書くボードが用意されていましたので、
名前を書いて、周囲を散策することに・・・

こんなものや、

こんなものに、

こんなもの、

むむっ、これは行くしかありません。何があるんだろう・・・

『茂庵』の西(左)側面を進みます。↓

『茂庵』の真裏に小さな小屋が見えます。↓


お手洗いです。
『金戒光明寺』からここまで、お手洗いに行っていなかった事に気づき、
利用させて頂きました。

女性用は、和便であっても不思議ではない感じですが、自動で蓋が開くウォシュレットでした。とても綺麗に手入れされていて気持ちよく利用させて頂きました。
男性用は、扉はなく暖簾で、立って用を足す便器がありました。じっと見ていないので、どのような意匠のものかまでは説明できませんが、暖簾ですよ・・・

きっと皆さん女性用を使われると思います。

これは↓お手洗いの前のこの敷石。


たしか本法寺の『巴の庭』でも同じような石を見ましたよ、

そうそう、後で気が付きましたが、建物の中にはお手洗いはありませんでした。
入る前に行くか、入ってから行くか・・・これは問題ですね。

お店の開店を待っている人は、”おばちゃりだー”達以外に2組でした。



『茂庵』へ入~店


時間になり、名前が呼ばれ、店内へ、
これは扉を入った所、 ↓ 向こう側の扉は待合室の扉です。


靴を脱いで入りますよ。綺麗な靴下をはいていきましょう。
これが待合室。こんなに人が待つのでしょうか・・・

階段を上がると、ぱーっと景色が開けます。
これは一番奥北西から東南に向かって撮った写真↓
東側には大文字如意が岳が見えるらしいです。(見ていません)
西側が全て木のカウンターになっています。(写真なし)
景色は京都市中。↓


2人でしたので、西側カウンターに座りました。
天井はこんな感じ・・・丸太がいっぱい。

何だか居心地よくて、気持ち良いですぅ~💖



『茂庵』でランチ


席に落ち着くと、お水がでてきます。
かわいいおちょこを大きくした形のグラスです。
口の部分に色がついています。(この写真ではわからないと思うけど)

このグラスとっても軽いです。↓

ランチメニューは2つ。
「月替わりランチ」と「ぴたぱんランチ」です。
「月替わりランチ」に200円で「ソフトドリンク」を
500円で「アルコール飲料」を付けることができます。

「月替わりランチ」+「ソフトドリンク(コーヒーミルクHOT)」を注文。


じゃ、じゃ~ん。”はしおき”と”いちいちかわいいお皿たち”とともに。







・大根とつくねの煮物

・大根皮とひじきの酢の物

・さつまいものごま焼き

・きのこのお味噌汁

・赤米ごはん
ごはんを食べ終わると、タイミングよく・・・



見回すと、知らないうちに席も埋っており、
気が付くと約1時間の滞在です。

かわいい食器や、コースター等の小物たちは店内で販売されていましたよ。



会計・基本情報・アクセス・周辺記事



お会計


月替わりランチ+コーヒーミルク → 1,830円(内税10%)



基本情報


『茂庵・もあん』
http://www.mo-an.com/

〒606-8311 京都府京都市左京区吉田神楽岡町8
075-761-2100

11:30~18:00(17:00ラストオーダー) 
毎週月曜日(祝日の場合は、翌火曜日を振替休業)
年末年始、夏期休業 8/17~8/31



アクセス


アクセス方法ですが、
「吉田山」の山頂にありますので、「吉田山」の東西南北からアクセスできます。
何はともあれ「吉田山」山頂を目指せばたどりつけます。

「吉田山」は標高約105m。山と言うより、丘ですね。



🚶1.「吉田山」山頂→『茂庵』

この記事の最初の部分「『茂庵・いおり』のある場所は」が「吉田山」山頂から『茂庵』までの歩き方です。



🚶2.『金戒光明寺』『真如堂』 → 🚶1「吉田山」山頂→『茂庵』

『茂庵』だけ行くって言うのはもったいないですよね、お寺にもお参りして・・・
こちらの記事を参考にして下さい 
穴場?の京都観光│ 『金戒光明寺』『真如堂』から『吉田神社』 


🚶3. 車の場合、神楽岡通り『茂庵』駐車場 

なんと『茂庵』には3台分だけ駐車場があるのです。
「今出川通り」を「吉田山」を東に越えてすぐの「神楽岡通り」を「吉田山」に沿って入り、吉田山側を見ながら走ると『茂庵』の看板が!(見落とさないで)
ここからは”看板”が茂庵まで案内してくれます。


周辺記事


穴場?の京都観光│ 『金戒光明寺』『真如堂』から『吉田神社』 
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